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100% DESIGN TOKYO | 2006年10月31日(火) |
東京デザイナーズウィークが始まりました。 今年も2つの企画に出展/出品致しますので、ご案内申し上げます。 東京デザイナーズウィークへの参加は6度目、100% DESIGN TOKYO への出展は昨年に引き続き2度目となります。 メイン企画の100% DESIGN TOKYO では個人デザイナーとしてブースを確保し、新作を発表します。 フェルト素材を多用し、インテリアアイテムとして新たな展開を試みています。 空間を構成する小さなフェルトシートの断片は組合わせでソフト・ウォールを形成し「間仕切り」「照明」「ラグ」として展開可能なフェルト・ユニットです。 他に今年4月のミラノサローネ(サテライト)で発表した椅子(ゴムロープ)は製品化に向け改良し、コンソール・テーブルと共に展示します。 主な出展作品は丸新フェルト紡織(株)および(株)丸光商店の全面的な協力を得て制作しました。 今後はアイテム数を増やして発売する予定です。 昨年より規模が拡大し見応えある展示になりましたので、ぜひご高覧下さい。 東京デザイナーズウィーク/100% DESIGN TOKYO/プロ展 期間:2006年10月31日(火)〜11月5日(日)
●100% DESIGN TOKYO 場所:明治神宮外苑特設テント ブースNo. A-131安藤健浩(Takehiro Ando)で個人出展します。 http://www.100percentdesign.jp/japan/schedule.htm
●デザイナーズウィーク「プロ展」 場所:赤坂アークヒルズ/カラヤン広場 http://www.c-channel.co.jp/jp/exhibition/pro.php |
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若冲が大人気 | 2006年08月26日(土) |
終了直前、ようやく東京国立博物館で開催されているプライスコレクション「若冲と江戸絵画」展を観た。 マスコミが取り上げたこともあって会期中の入場者数は26日に30万人を突破。我々は早めに出かけたおかげで比較的スムーズに鑑賞出来たが、その混雑ぶりは噂どおり。午後には入場制限も。 偶然、会場で安一郎夫妻と会い、さらに東京国立博物館デザイン室室長の木下史青氏にも会う事が出来た。(木下氏は展示企画に関わるデザイン全般、今回は特に平成館第4室で「光と絵画の表情」を演出、担当しています。)展示を観た後、デザイン室におじゃまして今回の企画のためにカリフォルニアにあるプライス邸を取材した時の写真を見せて頂く事が出来ました。これはラッキー。プライス家はパイプラインの技術を元に財をなした富豪で、当然、その邸宅もスゴイです。 プライスコレクションの魅力はプライス氏独自の感性が大きく反映し、自らの琴線に触れる作品を選んでコレクションされていること。この企画は東京での展示を終えて、来年まで国内を巡回します。詳しくは www.jakuchu.jp/ で。 その後は久しぶりにアメ横へ。モツ焼きで一杯...。 写真は人気の鳥獣花木図屏風(ちょうじゅうかぼくずびょうぶ)部分 |
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INTERIOR LIFESTYLE 2006 | 2006年06月14日(水) |
始まりました、INTERIOR LIFESTYLE 2006 今回の展示では、Aviland(丸新フェルト紡織株式会社)の企画出展ブース(No.R-32)に於いて、今春ミラノサローネ(サテライト)で発表した椅子(Tube Chair)やラグマット、新たにデザインした子供用椅子(Tube Chair)、サイドテーブルの展示の他、空間デザインも手がけています。 他にも3人のクリエーターがフェルトを素材としたオリジナル商品を展示し、賑やかで明るい色調の空間に仕上がっています。 とりあえず、初日の評判は上々。
明日、明後日とも午後は会場に居ります。ぜひ、安藤健浩デザインの新たな展開を見にいらして下さい。 |
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搬出。 | 2006年04月10日(月) |
サローネ会期終了。またまた終了間際の大雨。 今年は日通に搬出を依頼したので、出品物の解体と梱包までで後はお任せです。 楽に搬出を終え、かえって空しさを感じる。 祭りの後はいつもこんな感じです。
昨年は出展することで精一杯で何がなんだか分からないうちに終わってしまった感がありましたが、そういう意味で今回は客観的に過ごすことが出来ました。 しかし、依然として決定的な有効打は無く、詰めの甘さを痛感しています。 140組以上の出展者の中で目立つのは並大抵のことではありません。目が覚めるような展示は無かったというのが正直は感想ですが、今回評価を受けた GIBA や PASSARO は完成度が高く、確かに澄んだ空気を放っていました。メッセージや目的の方向を何処に定めるのか、それを放つタイミングが何時なのか、などは個人の問題ですが、同時代になにが起こっているかは意識せざるを得ません。 今はデザインにとって良い時代なんだと思います。もうひと踏んばりしてみようと思います。 |
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Super Studio | 2006年04月09日(日) |
再びZONA TORTONAへ。 巨大なイモムシが目印の Super Studio をひと通りチェック。 やっぱりMoooi が幅をきかせている印象。 Tom Dixson の企画では高田浩樹氏の Diamond light が取り上げられるなど、日本人デザイナーも活躍しています。うらやましい・・・。 安藤忠雄氏が設計したアルマーニ(ARMANI/TEATRO)の空間も見学。 今をときめくnendoの展示もこのトルトナ地区で行われていました。
まだまだ見るところは沢山ありますが、出展している立場では時間的に限界があります。 >いろんな意味で、もうすこし頑張ってみようと思いました。
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RON ARAD | 2006年04月08日(土) |
朝、サテリテ会場に向かう前にD&G(ドルチェ&ガッパーナ)で開催されているRON ARADの展示へ。 ブティックをギャラリーとして解放したスペースはさすがに緊張感が漂ってます。 (黒服の大男が物々しいです。) 展示されている作品は以前から製作しているロッキングチェアと形状は変わらないが、今回は素材がスゴイです。 コンクリートから始まり、アクリル、ステンレス、メッシュ、カラーメッキとバラエティーに富み、迫力満点の完成度です。もうここまで来ると本当に別世界。D&Gとのコラボレーションというところもゴージャス感を増長してます。 ウインドウにディスプレイされたスゴイ勢いで回転する椅子のインスタレーションも大迫力。 朝から夢を見るようにフワフワした気持ちになりました。うぅ・・・。 |
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Milan | 2006年04月07日(金) |
大学時代の友人、というか先輩。ミラノ在住の建築家/デザイナー森ひかる & Maurizio Zitoご夫妻。昨年は自宅パーティーに呼んで頂きました。今回は連絡せずに来ていたのですが、地下鉄で偶然会いました。インテリア機器の資料収集にRho-Fieraに向かう途中でした。行く場所が同じなら偶然に地下鉄で会うのも必然と言えるのかも知れません。 アッシュコンセプトの面々(八幡氏も)にも会場で必然的(?)に会いました。SOONのプロデューサー日原氏も凄いスピードでミラノを駆け回っています。他にも大勢、久しく会ってなかった人に会いました。 そういえば、いつか時園勇氏にニューヨークで偶然会ったのもICFF (International Contemporary Furniture Fair)の会場でした。時園紙は今年も5月に開催されるこの企画に出品するそうです。 職業柄、東京に居るよりこういう場所の方が会う頻度が高い人達です。 |
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TOTO ~ Svarovski ~ で。 | 2006年04月07日(金) |
Porta Genova(ポルタ・ジェノバ)駅からVia Tortona(トルトナ通り)界隈は旧倉庫街でアトリエや飲食店が進出している活気がある地域。 Super Studio 13 と呼ばれる大掛かりなイベント会場を中心に至る所で様々な展示が行われている。 今夜は、このエリアに昨年から出展しているTOTOのレセプションへ。サテリテ会場で会った大学同期の山形健次郎(日産自動車)と待ち合わせしてTOTOが振舞う寿司を食す。(もちろん製品を視察) 会場では日本でもなかなか会えない人とも再会できて、なんか世界は狭いなーとつくづく思うのです。 そこそこで退散し、Svarovski 他の展示を鑑賞。 他のレセプションを巡り、タダ食い&タダ酒です。 おかげで胃袋は満たされました。 帰りがけ、お金を出して一杯だけビールを飲む。 |
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Droog Design | 2006年04月06日(木) |
Droog Design の展示。 展示会場は一昨年、昨年とは違う余裕のあるスペース。 ナチュラルなモチーフでシャレの効いたデザインはいつも刺激を受けます。 今回も自然の形状を象ったデザインが多く、素材使いや演出はサスガです。 |
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パビリオン26 | 2006年04月06日(木) |
Satellite(サテリテ)は本会場(New Milan Fairgrounds Rho-Pero)の敷地片隅に仮設したテントで開催されている。パビリオン番号は26でそれ以前にメーカーが出展するための大型パビリオンが25ある。入場ゲートは人でごった返していても、サテリテのパビリオンに辿り着くにはそれなりに時間がかかる。 広大な敷地に展開されたパビリオンは全館が世界各地からの出展メーカーで埋め尽くされ、全ての展示を網羅するには3日はかかりそうだ。的を絞ってリサーチしないと散漫な収穫になりそうです。限られた時間にサテリテを目当てに来る人も居るし、能動的なミラノ市内の展示も外せないので、視察している人達は忙しそうです。 サテリテ・テント、午前中はやや落ち着いた雰囲気。一変、午後は忙しくなります。 肩の力を抜いているつもりでも、立ちっぱなしで一日過ごすとかなり疲れます。(時々、椅子に座って休んでますが・・・。) 毎度、こういう場で思うことですが「居かた」は大切で、難しいです。着かず離れず良い間をもって必要に応じて話をする。(それが良いのかも分かりませんが・・) 結局はマイペースな対応になって行きます。 |
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