ところが今日になって、Apple社も
1800000個のSONY製バッテリーのリコールを発表。先月には
MacBook Pro のバッテリーリコールがあったばかりですが、今回も他人事ではなくなってしまいました。(ちょっと多くないですか?)
アップルの
バッテリー交換プログラムで調べたところ、妻が自宅用に使っている iBook G4 のバッテリーがこのリコールに該当しました。幸い、ほぼ100%電源アダプタで使用しているせいかバッテリーが不審な状態になることはありませんでした。
Apple Computerは24日、問題の報告を9件受けており、そのうち2件ではユーザーが軽傷を負ったことを明らかにしています。
早速、このプログラムで交換の手続きを済ませました。送られて来た確認メールによると、新しいバッテリーが届くにまで4-6週間かかるそうです。(頻繁に仕事で外に持ち出す人はどうするのでしょうね。)
80年代にカセットウォークマンやハンディーカムなど商品を究極まで小型化するためにSONYは小型で長持ちするバッテリー開発に力を入れ業界をリードしてきた。その信頼性は不動のものだったが、この一件で受けるダメージは大きいように思う。
因にこのバッテリーの裏面には "Designed by Apple in California Assenbled in Taiwan" と印刷してありますが、電池本体のほとんどは国内で生産しているそうです。
デル分の4100000個とアップル分の1800000個で
合計5900000個のバッテリー。ソニーは現時点で回収プログラム費用を「200億円から300億円を見込んでいる」としています。回収プログラムの進捗(しんちょく)などによって変更となる可能性があると但し書きがついているものの、一個あたりで考えた諸費用は590万個で300億なら約5000円/個、200億なら3380円/個くらい。アップルストアでiBook用バッテリーは15,540円で販売されていますが、元値は5000円以下なんですね...。