それは
コンピュータ関連の備忘録というサイトで公開されている
IPスパムフィルターを利用する方法です。
最近になって
nicky!用として公開された代替スクリプト(
plain.cgi)で大変よく考えて作られています。
内容は本体のnicky.cgiに「ひらがな」チェックと「URL」チェックをするためのスクリプトを書き加えたものです。(設置はファイル名をnicky.cgiにして置き換えるだけ。)
おそらく
現時点で最も完成度が高いシステムだと思います。
コメントスパムの殆どは多数のURLが列記されていることから、今まではURLが記入された投稿をひたすら弾くことで対策していました。対してこのシステムはURL投稿の個数制限を任意に指定可能で、さらに日本語("ひらがな"を含むことが必須)の投稿以外を弾くという機能を持っています。
IPスパムフィルターを設置することで投稿時の発信元IPアドレスやホストの段階で発信元にフィルターをかけ、投稿不可にすることも出来ます。
おまけに
トラックバックのスパムにも対応しています。
機能と完成度に惹かれて導入したところ、期待どおりほぼ完璧にスパムコメントを弾いてくれています。
コメントが少ないサイトでも、一度スパムロボットの巡回コースになってしまうと
雪だるま式にスパムは増加します。
海外からの投稿や英語の記入を弾いて繋がりの間口を狭くするのは心苦しいですが、暫く様子を見て対応しようと思います。
コメントスパムのチェック順序は次の通り。
(コメント書き込み→「ひらがな」有無チェック→「URLリンク」数チェック→「IPアドレス」国内外チェック→「ホスト名」ブラックリストチェック→投稿完了)
と結構な関門があります。
ちょっと厳し過ぎるかなとも思いますが、ユーザーカスタマイズが出来るので
関門はコントロール可能です。
さらに
トラックバックスパムの関門は
(トラックバック送信→「IPアドレス」国内外チェック→「ホスト名」ブラックリストチェック→送信完了)
とこれもほぼ完璧にスパムを排除してくれます。
ブラックリストデータは公開元のサーバーから任意にアップロードして更新できるシステムで自分で作る必要が無いのも便利です。
>裏技として「ひらがな」を連続2文字以上記入すれば、あとは「英文」でも投稿できます。