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p 日暮里2006年01月26日(木) 
060125nippori.jpg 210×280 13K午前からネオン等の電飾加工でお世話になっている"TATTOM"で打合せ。
殆どの場合ここに行くときには車で行くのだが、今日は荷物が少ないので(と言っても段ボール2つを手引き台車に乗せて)地下鉄とJRを乗り継いで向かった。
久しぶりの日暮里駅は再開発工事の最中。19年度に新線・日暮里舎人線が開通予定で、大規模な駅前再開発が進んでいます。ペディストリアンデッキ(歩行者専用通路)で結ばれた3棟構成の商業施設を含む住居用タワーで、現在販売中なのが「ステーション・ガーデンタワー」(積水ハウス・旭化成ホームズ)。このタワーは日暮里駅とデッキで結ばれることも魅力の一つだが、山手線を挟んだ谷中方向の眺望もこの地ならではのものになるでしょうね。周辺には高層建築がありませんから。
3年前、この再開発にアート部門で参入しようと、ある事務所と組んでプレゼンをしたことがあります。その後どうなったかは・・?。公共事業は本当に時間と忍耐が必要です。
目的の打合せは早々に終了。日暮里駅前をウロウロして新線・日暮里舎人線の高架の形に見とれる。秋葉原といい北千住といい、これからは東東京も侮れません。
by doo3
okome (2006/01/29 01:37)
ビバ日暮里!!北千住!!!
下町はとってもパワフルです!
この道最近よく通るのでかなりわくわくな写真です!!
先日はありがとうございました。
初めて書き込みさせて頂きました!

● ando (2006/01/29 08:58)
書き込みありがとうございました。
北千住も激変してますが、下町パワーは健在ですか?
"okome"パワーで今年もご活躍を期待してます。




p SNOW MAN2006年01月22日(日) 
060122snowman.jpg 381×280 29K晴れ。今日も雪中散歩。
溶け出した雪が土と混ざりあってドロドロになるので、それを避けて歩くつもりで出かけた。しかし、快適に雪の上を歩くことが出来る。気温が低いので雪が溶けていないのだ。残った雪はザラついた感触だがベチャベチャではない。
8年ぶりと言われる東京の積雪は最終的に9cmを記録し、今日の段階でも4cmが残っている。日本海側の豪雪とは比べものにならない量だが、雪と縁がない環境で生活する我々にとってはとても刺激的な出来事。
日曜日、代々木公園では雪遊びする人々が多い。
我々もテラスに残った雪で小さな「雪だるま」を作った。

p2006年01月21日(土) 
060120snow.jpg 267×200 86K今朝未明から降った雪は気が付くと5cm程の厚さに積もっていた。都心に雪が積もるのは昨年3月4日(金)以来のことだと思う。
今年もスキーやスノーボードに出かける機会が無く、積もった雪を見るのは今冬初。なぜかウキウキするのは昔と同じだ。犬連れで公園を散歩するのも気合いが入る。防寒対策をしていざ出陣。犬は喜び駆け回る。一緒に走って寒さを忘れる。代々木公園の中央広場には幾つもの「雪だるま」が出現。写真を撮る人、そり遊びする家族。今日の雪は踏みしめると「ギュッ」と音がする東京にしては締まった雪で、すぐに溶けないのでキレイ。やっぱり犬は寒がらないので、いつもより長く散歩しました。

p 「伊藤隆道」退官記念展2006年01月19日(木) 
060119takamichiito.jpg 450×633 156K上野、東京藝術大学大学美術館で開催されている退官記念・伊藤隆道展のレセプションへ。
久しぶりの上野公園は意外に新鮮。藝大に向かう前に国立科学博物館で開催中のパール展(TBS主催)に立ち寄る。閉館直前だったのでゆっくり観賞は出来なかったが、見応えある美しい真珠の宝飾品が数多く展示されていました。そして国立科学博物館の展示だけあって、きちんと真珠の科学も解説されています。パール展は今週末で終了です。
そして本来の目的である退官記念・伊藤隆道展へ。会場はすでに多くの人で賑わっていました。さすがに東京藝術大学教授の退官記念展だけあって場内は大御所の美術関係者の顔が多く見られました。在学当時お世話になった先生方や同世代の藝大出身者にも久しぶりの再会を果たし、充実した時間を過ごすことが出来ました。
本題の展覧会自体もさすがに充実した内容です。日本の造形芸術の現代化に貢献した歴史を改めて認識出来ました。今でこそデザインやアートは領域の壁を無くしつつありますが伊藤隆道が活躍した1970年代はその過渡期。現代美術もデザインも世界的に発展した時代であり、キネティック・アートと言われる動力や光を取り込んだ造形芸術が認知されるようになりました。伊藤隆道は日本におけるその先駆者ともいえる存在です。最近、先人の歴史を見るたびに右往左往して生きている自分が不甲斐なく思えます。野暮ったいコトばかり言っていられない現実もありますが、理念や信念を大切にして生きることを忘れてはならないと感じました。(敬称略)

p 贋作・罪と罰2006年01月14日(土) 
060114nodamb.jpg 352×500 51KBunkamura シアターコクーンで公演中の「贋作・罪と罰」を観ました。
NODA-MAPとして11回目の公演となるこの舞台は1995年に初演された「贋作・罪と罰」の再演となるもの。今回の出演は松たか子・吉田新太・段田安則・宇梶剛士・美波・マギー・右近健一・小松和重・村岡希美・中村まこと・進藤健太郎、そして出演と共に脚本・演出は野田秀樹。(敬称略)
物語はロシアの文豪ドストエフスキーの名作「罪と罰」からヒントを得て書き上げた野田流の戯曲。「人間の贖罪」(贖罪=しょくざい:犠牲や代償を捧げて罪をあがなうこと)という深遠なテーマに帰結する名作の時代設定を、原作の帝政ロシアから「罪と罰」執筆と同時代の江戸末期へ移行。主人公を、ロシアの貧しい大学生から、幕末の江戸開成所に学ぶ女塾生に置き換えた。江戸から明治へ激変する時代の中で「宗教のない"日本"という国に生きる日本人の姿」を戯曲化したものです。
舞台装置は客席が囲むかたちで配置され背景は無い。正方形の平台(舞台)周辺には周回する階段とスロープ、そして多くの古びた椅子、舞台上にはエアキャップ(プチプチ梱包材)でくるまれたポールが数本立つのみ。シンプルな装置と空間設定が「場所」と「時間」を見事に切り替えて場面は進行します。ひびのこずえ氏の衣裳デザインも毎回カワイイです。
野田秀樹の脚本・演出は観るたびに感動します。特に1つの舞台上で同時に描かれる2つ(ある時は3つ)の場面展開。客席と同じ時間が流れているとは思えない複雑な時間経過を感じさせる演出は絶品。初めてNODA-MAPの公演で「キル」を観たときは涙が出るほど感激しました。
イイものを見ると単純に「やる気」が出ます。
役者の演技はもちろんですが、舞台装置の素材使いや形態、そして衣裳などの「カタチ」には分野を超えたヒントが数多く存在します。今回も見て良かったことが沢山ありました。おかげで迷いがひとつ解消されました。

罪と罰〈上〉罪と罰〈上〉
ドストエフスキー Fyodor Mikhailovich Dostoevskii 江川 卓

岩波書店 1999-11
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p MacBook Pro2006年01月11日(水) 
060111intel.jpg 130×129 4K"MacBookPro"の予約が開始されました。
今回アップルコンピューターから発表された新しいノートブック型のパソコンはIntel Core Duoというプロセッサを搭載したことがいちばんの特徴。なんでも現行のPowerBookより最大で4倍の処理速度を誇るらしい。intelといえばウィンドウズ機で普及している世界最大手の半導体メーカーですが、今回搭載されたIntel Core DuoはMacOSが動き、2基のプロセッサをシングルチップに埋め込んだスゴイものらしい。他の特徴はiSightカメラが内蔵されていたり、電源アダプタの形状に変更が見られる。外観は概ね現行PowerBookのデザインを踏襲しているので、見た目の違和感は無い。Universalアプリケーションも利用可能なので、将来的には有効なのかも?。個人的にはアナログモデムが排除されたことが残念。(出先のホテルなどではアナログしか使えない所が多いです。これは時代の流れなので仕方ないでしょうか。その代わりに外付けのアナログモデムが発売され、一応アップルとしてのフォローはあります。)
個人的にはそれほど処理速度を追求する立場ではないので、3年前に買った"PowerBook"(1GHz)は今でもメインで使用中。動画や3Dのレンダリングの様な重い作業は頻度が少ないので、この先も十分活用出来る機能は持っている。しかし、さすがに3年間電源を入れたまま使い続けると、液晶の照度が落ちてスクリーンが暗くなり、キーボードやトラックパッドは摩耗でテカテカ。当然バッテリーの劣化も避けられず、昨年交換したバッテリーは満充電でも1時間も持たない状態。(これはヤフオクでアヤシイ社外品を買ったせいですが・・・)実質的に「そろそろ限界かな・・・」と思って購入を考えていました。さすがに見た目もボロボロです。でも、大きなトラブルも起こさず3年間働き続けたのだからその耐久性はサスガです。
Intel Core Duoプロセッサの搭載云々は正直あまり関心は無いが、金額と機能を比べると今は"MacBook Pro"の選択が正当か。サイズが15インチのみなので、小型で高機能を選ぶならPowerBookでしょうか?。今後は各サイズがラインナップされるでしょうし、現PowerBookは価格が下がるでしょうね?
で、少し様子を見ようとも思いましたが、我慢できずにアップルストアで注文。
15.4インチTFTディスプレイ 1.83GHz Intel Core DuoプロセッサのMacBookPro。オプションはUSキーボードに外付けアナログモデム。
納期は2月中?
MacBookPro(Intel)
ずっと夢見ていた理想のコンピュータが、いよいよ現実に。その名もMacBook Pro。パワフルなデュアルコアIntelプロセッサ搭載。スピードはPowerBook G4の最大4倍、グラフィックスパフォーマンスも8倍にアップ。iSightカメラ内蔵で。




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p "NEW BLACK" 終了2006年01月09日(月) 
060109ingo.jpg 468×280 29K盛況の内にコラボレーション展「NEW BLACK」が終了しました。
高覧頂いた皆様、ありがとうございました。
年末年始にセッティングがあったので、例年のようにダラダラした年越しは過ごせませんでしたが、新年から充実した1週間になりました。しかしその分、正月休みに残しておいた宿題が消化できませんでした。・・・順次(早急に)消化します。

p 「東急文化会館」跡地、寒い〜。2006年01月07日(土) 
grp0107223013.jpg 448×280 28K午後、代官山へ向かう途中。
東横線、渋谷駅ホームから見た東口バスターミナル方面。昨年6月に閉館になった「東急文化会館」跡地。47年間そこにあった建物が無くなり、ガランとした空間の向こうに青空が見える。
その建物の姿が見えなくなってずいぶん経つが、やけに青く見える空が広い空間をあらためて強調している。
そういえば、首都高速渋谷線からの眺めもずいぶん印象が変わりました。屋上に突き出たドーム、映画の告知看板や大きな垂れ幕が印象的だった。五島プラネタリウムや4つの映画館(渋谷パンテオン・渋谷東急・渋谷東急2・渋谷東急3)もそれぞれ親しみがあったので、今さらながら寂しさを感じる。老朽化はしていたがレトロな内装も魅力的でした。すでに2001年には閉館していたプラネタリウムも貴重な存在だったし、4館の中で最大の映画館「パンテオン」の緞帳はル・コルビュジェのデザインで、「闘牛14号」と題された西陣織のそれは高さ9.5m、幅22.8mを誇る国内最大級のものだった。(現在は東急が保管)
文化会館跡地は、池袋〜渋谷間に建設中の地下鉄13号線の工事基地になる予定。その後、2012年度には東急東横線との相互直通運転も予定されている。将来的には、現・東急東横線「渋谷駅」跡地と一体となった開発が見込まれ、渋谷駅東口再開発の鍵を握る重要なエリアとなるはず。
時代が変わり、風景も変わる。
関係ないけど、このところ本当に寒さが厳しいです。

p NEW BLACK2006年01月03日(火) 
060103black.jpg 401×280 34K"NEW BLACK"展が始まりました。
リニューアルオープンの代官山アドレス・ディセでは、新年のトップイベントとして3人のクリエーターによる、リビングファニチャー、照明、コンテンポラリーアートの展示「NEW BLACK」を開催します。展示場所は代官山アドレス・ディセの八幡通り側からのエントランス左手にあるVIVIENNE TAM [ヴィヴィアン・タム]の奥、ガラス張りの吹き抜け空間です。
コラボレーション&プレゼンテーションは、高松秀樹(建築家)、安藤健浩(造形作家)、鈴木安一郎(平面作家)の3人。出品作品は黒染め鏡面ステンレスとガラスが環境の断片を映し出すベンチ"Fragments"(高松)、黒板にチョークで描かれた水平・垂直"V/H"(鈴木)、梱包用ポリエステルバンドを利用したラウンジチェア"Strap Chair"、工事用電球ガードと裸電球の花束ペンダントライト"ingoingo"(安藤)という構成。
「新しい黒」をテーマに構成された会場は黒いフェイクファーが敷きつめられ、ちょっとエッチでゴージャスです。空間デザインは高松秀樹、プロデューサーは渋谷淳子です。
なかなかイイ感じの空間に仕上がっています。代官山にお越しの際はぜひご高覧下さい。

p 2006. 謹賀新年2006年01月01日(日) 
060101inu.jpg 353×100 5K
昨年中は"Journal"ご閲覧ありがとうございました。本年もよろしくお願いします。安藤健浩



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