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きのこ通信(代々木の森より) | 2005年10月24日(月) |
日課。犬の散歩で代々木公園を一周する。 犬はオシッコとウンチと適度な運動を半ば機械的にこなし、気が済めば飼い主に付いて帰路に向かう。最近の僕はこの散歩コースで日々変化する空の色と木の葉の色に秋を感じ、雨が降るたび冷え込む空気に冬の近さを感じていた。それでも人より季節を肌で感じて過ごしている方だとは思うが、まだまだ確認出来ていないことは多い。 先日、富士山麓で「きのこ狩り」をしてからというもの、適度な湿り気と倒木が気になり、代々木公園の奥深い半日陰を選んで歩いてみると、切り株に繁殖する「サルノコシカケ」みたいなキノコや、御殿場では炭火焼きで美味しかった「ホコリタケ」を発見。目が慣れてくると、他にも得体の知れないキノコを数多く見つけることが出来る。キノコを探しながら繁殖する条件を探るのはオモシロイ。もちろん採取したり食べたりはしない。毒が無くても、犬のオシッコがかかっているかもしれないし・・・。 先日は首相官邸の庭先にもテングダケの一種が生えたという話題がニュースになっていた。普通に毒キノコは自生している様子です。 きのこは秋に繁殖するものだというイメージがあるが、実はほぼ一年中何らかのきのこは成長しているのだそうだ。代表的なオイシイきのこが秋に多いので、そんなイメージが定着するのも理解できる。 自然とも人とも新たな出会いがあった一日。 代々木公園の柵を乗り越えて、人の足が入っていない神宮の森を探検したい衝動に駆られる・・・。 (写真のきのこはシメジの一種だと思いますが、詳細は不明です。)
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パレスサイクリング | 2005年10月23日(日) |
秋晴れ。やっぱり秋空はキレイです。 今日は本来、モールトンのミーティングに行く予定を組んでいたが、時間が合わずキャンセル。その代わり、気になっていたパレスサイクリングに行ってみた。 パレスサイクリングは日曜日だけ皇居周辺の車道を自転車のために開放したモデルコース。祝田橋〜平川門の間往復約3kmの自転車のための「歩行者天国」みたいなもの。コースの中程にパレスホテルがあるからパレスサイクリングなのかな。 天気が良いので、家族連れやカップルが思い思いに自転車を走らせる。片側4車線もある広くて見通しの良い直線コースは爽快に走ることが出来る。10周回ほど走ってその後都内を回遊しながら帰宅。日曜の都内は自動車の通行量が少ないので比較的のんびり出来る。AM-GTを2時間程で44km走らせました。なんと、どこかの下り坂で52km/hのスピードが出ていた様子。これ、自分的には最高速なのでした。ツール・ド・フランスのダウンヒルでは100km/hを超えるスピードが出るそうですが・・・。このスピードで転けたら大変。くれぐれも事故らないように注意。
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SOUND #1 終了 | 2005年10月22日(土) |
盛況のうちに、SOUND (SOON & UND) 企画が終了しました。 ご来場頂いた皆様、ありがとうございました。 引き続き、インテリア・セレクトショップ "UND" にて "Strap Chair"が展示されますので、お近くにおいでの際は、是非ご高覧下さい。 11月からUNDネットショップでも"Strap Chair"はご購入可能ですので、こちらもご覧下さい。
11月はデザイナーズウィーク、100%デザイン東京、東京国際家具見本市(SOON)、に並び、柿の木坂UNDにてSOUND#2が4日から開催されます。 こちらの告知も当ウェッブサイトでお知らせしますので、お見逃しなく。 バタバタしてますが、意外に遊びも欠かしていません。アンドウ |
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Moulton AM-GT | 2005年10月21日(金) |
ここ1ヶ月の間、こつこつ手を加えて来たモールトンAM-GTがようやく完成一歩手前になった。 結局、メインのコンポはカンパニョーロ・レコードとシマノ・デュラエースの混合。リムやハブを含め、ほぼ全てのパーツを変更した。見た目とパーツ同士の相性をすり合わせて、操作系はレコード、駆動系はデュラエースという配置にした。 残る問題はフロント・ディレイラーの変速に支障が出ている点と全体の見た目の整理。 フロント・ディレイラーに関しては、チェーンリングをTA製の大径(60T/48T)に変更したことで前後のギアを結ぶチェーン・ラインが傾斜し、フロント・ディレイラーのキャパシティーを超えてしまったのが原因。これはフロント・ディレイラーの台座にスペーサーを挟んで角度を付けることで解決出来るはず。一応、モールトン純正の物があるようなので、それを試す予定。 見た目の問題で気になっているのは、サドル回り。レッパーの革製サドルは非常に気に入っているので使い続けたいが、LOOKのカーボン・シートピラーと見た目にギャップがあるような気がしてならない。全体感を考えるとやはりシートピラーはアルミが合うか・・・。再び交換・・・?。この点は考え始めるとキリがないので、機能的に問題なければしばらくこのままにしておこう。 AM-GT用のデイキャリアは注文済みなので、3ヶ月くらい待てば手元に届くはずだが、基本的にはなるべく余計なモノは付けないで着せ替えを楽しむ計画です。もちろん自転車は走ってナンボ。手直ししながら、毎週計100km程度は走ってます。(少ないか?・・・マイペースで体力作りです。)
で、現在の構成は・・・。 ○フレーム:Alex Moulton AM-GT(1994年製・赤) ○サドル:Lepper (Reynols531) ○シートピラー:LOOK (Carbon) ○エルゴレバー:Campagnolo Record (Carbon 9S) ○ブレーキ:Campagnolo C Record (デルタブレーキ・前期) ○リア・ディレイラー:Campagnolo Record (Carbon 9S) ○フロント・ディレイラー:Campagnolo Record (10S) ○クランク:Shimanno DURA-ACE (FC-7410/170mm) ○ボトム・ブラケット:ROYCE ○チェーン・リング:TA ALIZE 60T/48T ○スプロケット:Shimanno DURA-ACE (CS-7700/12-25T) ○チェーン:Shimanno DURA-ACE (cn-7701 9S用) ○ハブ:Shimanno DURA-ACE (HB-7700 / FH-7700) ○リム:NISI(ニジ) アルミ製 18インチ チューブラー用(たぶん1980年代物) ○タイヤ:Panaracer [P-13NRP18] (RAPIDE 130 18インチ・チューブラー) ○ペダル:Crank Brothers (クランク・ブラザーズ エッグビーターS) ○ハンドル:元から付いていたアルミ製(幅430mm) ○ステム:角度調節可能なAM純正ウィッシュボーンステム (Mサイズ 130mm) ○ヘッド・パーツ:STRONGLIGHT ○スピードメーター:SPECIALIZED (elite) ・・・他 で、重量は9.5kg程度。
と、モールトンのセットとして目立った構成ではないですが、あえて紹介するなら、18インチのチューブラーを組んでいるところが特徴的。通常、モールトンAMシリーズは17インチのリムが付属してくるので、タイヤは選んでもリムは純正かHEDのカーボンリムを組むのが正当派。少しだけ個性を出したくて、あえて18インチのチューブラーにしてみた。このホイールにしてからの走行感は格段に軽くなり、まさに別次元の走行性能!。60Tのフロント・チェーン・リングが以前の17インチタイヤと52Tの組み合わせと同じかそれ以上の軽さで使え、さらにコーナーリングや乗り心地も良くなったように感じます。ひとつ残念なのは、現在このリムに合う現行タイヤはパナレーサーのラピーデ・シリーズ(Panaracer RAPIDE 130)のみで、他に選択肢が無いということ。 タイヤ幅は9気圧で約18mm。かなり細いので、公道を走るには少々気を遣う(といっても実際は意外にパンクしないです)。空気圧をマメにチェックして適正圧を保つのがパンクを防ぐコツのようです。あとは段差に気を付ける(これはどんなロードタイヤでも同じ)。本来は21mm幅くらいが理想ですが・・・。 とりあえず、全体的に細身のシルエットが美しいです。 パーツ単体の能書きも結構面白いので、気が向いた時にまた記録します。 |
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きのこ通信 | 2005年10月20日(木) |
久しぶりの更新。気が付いたら1ヶ月程"Journal"をサボってしまっていた。 この間のネタは山ほどありますが、あまり過去に溯って書くのも野暮なので、本日分からボチボチ再開します。
さて、今日は御殿場に行って来ました。 目的は"きのこ"狩り。 御殿場在住の友人(安一郎&志麻)夫妻はこの秋、きのこ狩りに夢中で、毎週のように山歩きを楽しんでいる様子。 以前から採れたての「天然きのこ」の旨さは聞いていた。御殿場から送られてきた画像付き"きのこレポート"「きのこ通信」(安一郎著)を見て、居ても立っても居られず、関俊一と富士山麓行きを実現した。 富士山周辺では9月中旬から秋が深まるにつれて徐々に「きのこ」の繁殖場所は標高を下げる。今日のポイントは毎週通っている名(迷)ガイドが熟知している。本日、空は快晴。平日なので山は人気もまばらて快適な山歩き。予め美味しいヤツを覚え、山に入ったらとりあえず目に付いた「きのこ」を採取。その後、「食用きのこ」と「毒キノコ」を選別する。集まった4人で4時間ほど森を歩き、食べきれない量の「きのこ」を採った(種類も豊富)。 実は「きのこ狩り」はとてもキケン。「食用きのこ」と「毒キノコ」の違いはとても素人が安易に判断できるモノではなく、毎年誤って毒キノコを食し死亡する者は後を絶たない。図鑑を見ても毒キノコを見分けるのは容易ではない。しかし、今回は「きのこ講習」を受けた友人夫婦がガイド役をしてくれたので、安心。しかも、その友人の「きのこ先生」(富士山5合目の山小屋のご主人、米山氏)が採取したきのこを選別してくれるという保証付きで更に安心。 採取選別した「きのこ」は持ち帰り、きのこ三昧の晩餐に。「キヌメリガサ」は"なめこおろし"風、「ムキタケ」「ホコリタケ」は網焼き、「ヤマイグチ」はパスタに。他に採れたたくさんのきのこは"きのこ汁"や"きのこうどん"に。他にもたくさんの種類があったが名前を忘れてしまった。(メモ:ハナイグチ=ジゴボウ)きのこはそれぞれ個性的な味、触感、香りがあってたいへん美味。きのこ自体はカロリー"ゼロ"。たらふく食べて「きのこ」満喫の一日。んー、満足。
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Meet the SOON @ UND !(SOUND) | 2005年09月20日(火) |
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SOON @ Ginza MITSUKOSHI | 2005年09月12日(月) |
今夜、搬入しました。 百貨店の殿堂、銀座三越は"GINZA DESIGN & CREATION WEEK"。 正直、デパートなので雑多な環境ですが、コーナーとしてはキレイにまとまってます。今回は最近のオススメ作品"Strap Chair"を出品してます。 まだ、実物を見ていないアナタ。是非、銀座三越に足を運んで座ってみて下さい。 場所は銀座三越7階イベントスペース。期間は9月13日(火)〜19日(月・祝)です。基本的には展示即売ですが、僕が出品している"Strap Chair"はご注文承り後、納期は約1ヶ月かかります。あしからず。 会場に詰めるのは16日(金)を予定していますが、ご連絡頂ければ会場でお待ちしています。
SOON @ Ginza MITSUKOSHI 9月13日(火)〜19日(月・祝)期間中無休 銀座三越7階(リビング用品・生活雑貨)イベントスペース |
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iPod nano | 2005年09月08日(木) |
またまた出ました。"iPod"シリーズ。 今度は"nano"前回の"Shuffle"には無かったディプレー(しかもカラー)が付いて、画像データも表示出来る。容量は"2GB"と"4GB"で最大1000曲の収録可能。ボディーカラーは"ホワイト"と"ブラック"。アップルストアで購入するとボディーへの"レーザー刻印"が無料。価格はそれぞれ21,800円(税込)と27,800円(税込)。 さすが、良いところ突いてます。劇的に小さく軽くなった"Shuffle"に足りなかったディスプレーと容量が見事に合流し、デザインも秀逸。"Apple"&"iPod"ブランド力も相まって、もう独壇場です。 欲しい。特に漆黒の"nano"はソソられます。でも買いません。毎回、発売時に飛び付いてきた"iPod"シリーズですが、前回の"Shuffle"は買ってから殆ど使わず奥方の元へ。そもそも僕は携帯MP3プレーヤーを使いこなす生活サイクルを持っていない。自分の立場をわきまえて、不必要な出費は抑えなければ。こんど、店頭でチェックして気持ちを治めよう。ガマン、ガマン。 "しゃちょー"が好きそうな質感なので、もしかしたら買ってくれるかも・・・。
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fragments | 2005年09月07日(水) |
18:00広尾、テアトル デ ソンス。建築家、高松秀樹の作品展レセプション。 作品は直面で構成されたモノトーンの物体。使われているガラス、ステンレス他の素材は無機質で温度感が無い。プロジェクターによってギャラリー壁面に投影された木漏れ日の映像が空間を演出する。本体の水平面に映像が映り込む。それが唯一の色彩。 この造形の用途は「ベンチ」。無機質に見える形態は鋭利な印象で好みが別れるところだが、置かれる環境と配置の仕方で作品の表情は大きく変化するだろう。これは様々な空間での展開が期待出来る「元断片」なのである。 形と材質が優先されているので、座るためのサービスは一切ナシ。実は個性的な形なのにそれほど自己主張しないところが良いのかな。 レセプションは盛況。会場で久しぶりに合う面々。交わす造形談義はちょっとエキサイト気味。またの機会にゆっくり話しましょう。 蒸し暑い夜、台風14号は日本海に抜けた。 (画像クリックで拡大)
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MAISON ET OBJET | 2005年09月06日(火) |
パリで開催されたMAISON ET OBJET(メゾン・エ・オブジェ)というインテリア展に「Strap Chair」が展示されました。公式イベントFUTURUSTICで幾つかのブースに色や素材別を合わせたかたちで展示しました。僕はともかく、かなりメジャーなデザイナーも参加しており、評判も良かったようです。 ミラノサローネをきっかけにして、海外からの問い合わせが多くなりました。具体的な仕事にに辿り着くにはまだ時間がかかりそうですが、地道にやれることをやって行きます。 Strap Chair for exhibition "FUTURUSTIC" at MAISON ET OBJET(2-6/Sep/2005, Paris) |
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