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ROMA | 2005年04月19日(火) |
Malpensa空港(ミラノ)から Fiumicino空港(ローマ)への約1時間。Termini駅までは直行電車で30分。向かう行程、不思議と気持ちが安らぐ。 B&B"YADO YUKIE YOKOO"にチェックインし、女将の横尾雪絵氏に再会。何度も訪れている場所だが、正式に宿泊するのは今回が初めて。相変わらず手入れが行き届いた各フロアは「勝手知ったる他人の家」的な感覚でくつろげるのです。ここに3泊、ローマで休養。 1年ぶりのローマは、前ローマ法王(ヨハネ・パウロ2世)が他界し、平常時とは空気が違う。しかし、意外にも平穏な空気。葬儀には世界中から信仰者が押し寄せたにもかかわらず大きな混乱や事故は無かった。手厚く対応したイタリア政府が懐の深さを見せた場面。 夕刻、昨日から始まっていたコンクラーベと呼ばれる新法王選挙でベネディクト16世が選出された。あたらしい時代が始まる。 夜は、M&Mの大貫真弓氏のお誘いで一年ぶりの会。土地勘があるだけではない、人が居ることに安堵感を感じた。ローマの夜はイイ感じ。 |
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i salumi | 2005年04月18日(月) |
メトロ"Amendora Fiela"駅出口のサローネ看板にされた落書き。"i saloni"の文字が"i salumi"(サラミの意)の文字に。 個人的には課題が残る展示だったが、それ以上に実務・精神共に収穫あり。今後の具体的な動きが見えた一週間。あっという間に最終日を迎えたミラノ・サローネ。 電話でイタリア語通訳をしてくれた岡田直子さん。わざわざローマから来てくれた遠藤美和さんには日本への別送便を手配して頂きました。ひたすら感謝感激。 搬出作業もスムーズに完了し、ホッと一息。 妻と2人で小打ち上げ。そして、明日からローマで休暇。 |
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Droog Design | 2005年04月16日(土) |
今夜から合流する妻のために同じホテル内で部屋を移動。移った15階のツインルームからの眺めはミラノ市街が一望できるなかなか長めの良い部屋。 週末、サテリテ会場は大混雑。ここまでの日程でプレス関係者は一番多かったが、身になりそうな仕事らしい話しは殆ど無し。時間的ノルマをこなすかたちで閉場時間を迎える。 ミラノ入りしたばかりの妻とホテルで合流し、夜間営業最終日の"Droog Design"へ。今期の新作で目を引くのは、屋外用の日よけパラソル。木漏れ日の下にいるような感覚を得られる素敵なしつらえ。展示も凝らないであっさりしているところがいつも好印象なDroogでした。 その後、ミラノ在住の森ひかる氏の自宅パーティーへ。建築関係者が集い開かれた陽気なイタリアのホームパーティーはすぐに溶け込めてリラックス出来るところが素敵。セレブ感覚を堪能。 サローネ生活に慣れて気が緩んできた感。明日からまた気を引き締めて。 |
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INGO MOURER | 2005年04月15日(金) |
会場の雰囲気にも慣れ、昨日の熟睡で、体調も万全。接客のペースも自分なりにこなれて、余計な労力を使わず過ごす。当たり前のことだが、興味を持って自らコンタクトしてくる人は、話しも伝わりやすい。 19:30、サテリテ会場を後に"via Manin"で開かれている"INGO MOURER"の展示を訪れる。場所は昨年と同じ"Spazio Krizia"。LEDをガラス板に埋め込んだテーブルを見た時ほど感激できる作品は無かったが、新素材や市販製品を取り入れた手法は未だ進行中で、広い空間に適度な間隔で展示された作品軍は単純にキレイ。 隣で開かれていた"VALVOMO"の展示を見て、"via Manzoni"経由でホテルへ。 少し仕事。早めに寝る。 |
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Zona Tortona | 2005年04月14日(木) |
朝にホテルを移動。10:00から19:30の9時間30分は、長いような短いような。小さな話しから、嘘のような大きな話しまで、まずは務めて前向きに。昼食はリンゴ一個。気力で乗り切る。 今日は"Design Report"の表彰があった。日本からは"YAMAHA DESIGN LAB"と"TONERICO: INC."が賞を取った。それぞれの時代や空間にマッチした表現はさすが。レベルが違います。 夜は"Porta Genova"周辺の"ZONA TORTONA"と呼ばれているファッションビジネスの中心地(ニューヨークで言う"Chelcea"地区みたいな・・・?)で企業出展している"TOTO"のパーティーに寄り、Press Point がある"Super Studio Piu'"を徘徊。ここは大手のインテリアメーカーが軒を連ねる"Via Durini"とは違う活気があり、触発される展示やイベントが数多く出展されている。 表現者の立場から見ても、見本市会場(fiera Milano)より、こちらの方が魅力的。 "Kartel Musium"が内蔵された巨大イモムシが夜空に映える。 アルコールも入り気怠い体を引きずって、ホテルに戻りベッドに倒れ込む。朝まで爆睡。 >画像クリックでイモムシの内部空間へ。
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Satellite2005 | 2005年04月13日(水) |
会期初日。 サテライトブースは総計182。中には空きっぱなしの小間があったりもするが、会場が入場者で埋め尽くされると、一気に空気が華やかに変わった。 ひっきりなしにとはいかないが、概ね順調に接客。殆ど立ちっぱなしで席を外すことが出来ないのが1人出品の辛いところ。客足の循環には波があるので、頃合いを見はからって休憩。来場者の写真撮影は断ろうかと思っていたが、通りがかりにガンガン撮るのでもう把握しきれず、これを断念。出品作品に対していくつかは具体的な会話が出来たが、まだ先見えず。 閉館後、TOTOのメンバーと合流し、 TDWとVitraのパーティーへ。街中の至る所にインスタレーション。当たり前に賑わっているところが凄い。 どたばたの1日。明日は宿を移動。 >画像クリックで"Vitra"へ。
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i saloni | 2005年04月12日(火) |
連日、会場とホテルを往復するだけで、ミラノ観光は皆無。Duomo駅で地下鉄を乗り換えるので、一応、DUOMO広場には行ったが、未だ工事中で正面は工事用の足場で覆われているので、あの荘厳な建築を正面から見ることは出来ない。
地下鉄の"AMENDOLA Fiela"駅前にサローネの看板が建った。 本日、展示設営は午前中で終了。・・・のはず。 午前中には事を済ませるが、周りは全く終わる気配がない。 出展者が設営を粘るのは理解できるが、公的なエリアも全く終わる様子は無かった。 会期は明日。残業するとも思えないので、帳尻は合わせるだろう。ラテン民族。 ホテルに帰って配布用CD-ROMをコツコツ焼き付ける。明日に備えて寝る。地味な過ごし方。これが現実。 |
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FIERA MILANO | 2005年04月10日(日) |
朝、二度寝。いきなり寝坊。10:30会場入り。とりあえず人と素材は移動完了。まだセッティングを始めているブースは少ない。まずは下見。大がかりな展示ブースに圧倒される。小間の華奢な構造にガッカリするが、気を取り直して天井付近の配線を済ませる。 夕方、梶本さん(POLISITE)にご挨拶。今日はここまで。 日曜の街は静か。 |
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Milano | 2005年04月09日(土) |
9日夜、ミラノ入り。心配していた荷物の重量オーバーは少々の超過料金でクリア。AZ787便はサローネ関係者多し。約13時間は毎度の映画(4本)と睡眠。 マルペンサ空港に降りたって、成田で借りたFOMA N900iG(携帯電話)に手持ちのフォーマカードを入れた。荷物が出てくるのを待つ間に普通に日本と通話。もとから海外通信に対応した機種を持っていれば、レンタルする必要もない。写真付きメールはもちろん、テレビ電話も可能。これはすごい技術だ。これだけでかなり孤独感が払拭される。料金も据え置きならなお良いが。 荷物の破損・紛失は無く、とりあえず無事に市内のホテル(ibis)に到着。 アナログ回線だがネット接続も問題無し。少し潜るつもりだったが、気力があれば"Jounal"更新は続けられそうな気配。 相変わらず「案ずるより産むが易し」的、行動。 |
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潜ります。 | 2005年04月08日(金) |
すでに9日、4:32am。 荷物の整理をしていたら、 こんな時間になってしまった。 ゆっくり花見している場合じゃなかった。 明日はミラノ。 しばらく、潜ります。 |
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