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暑っ。 | 2005年04月07日(木) |
日中の外気は摂氏24度。車の移動では、窓から差し込む太陽光がジリジリと肌を刺す。同乗したマメゾウ(柴犬・オス・3才)は舌を出して息を上げている。久しぶりの感覚。気持ちいい。 4月になり、杉花粉のアレルギーはそれほど辛い状態ではなくなったが、窓を開け放って車を走らせるのはもう少し待ちたい。しかし、今日の天候では車の窓を閉め切るとすぐに汗ばむ暑さになる。 そこで、今年初のクーラー"ON"。 車内環境は春でも冷房の世話になる機会が多い。 去年から溜まったホコリ混じりの生ぬるい空気が送風口から吹き出し、だんだんと冷たい風になる。「ああ、この匂い・・・」。「夏の匂い」を思い出した。 ここ数日の暑さで桜の花は一気に満開。強風の影響もあって、花びらが舞い始めいる。「お花見」のピークは確実に今週末。 個人的に「お花見」の予定は無いが、土曜のミラノ行き前に満開の桜を見ることが出来たのは幸運。 気温が上がり、薄着で過ごす「開放感」。眠くなる。 |
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TV x DVD | 2005年04月03日(日) |
この時期のテレビは番組編成替えの合間で、どこのチャンネルを見ても特番ばかり。もともと特定の番組を規則的に見る習慣は無いので、空いた時間には情報番組を見るようにしているが、この週末は特に娯楽モノが多くてつまらない。それなら見なければいいのに何故かテレビのスイッチは"ON"のまま(これは習慣)。出演者が一番楽しんでいるんじゃないかと思えるバラエティーは見ていて気怠い気持ちになる。そんなときは大抵NHKの"BS-hi"で放送されるドキュメントや自然モノに逃げるが、ここもタイミングが悪い(?)と演歌公演を放映していたりする。(本当にテレビのスイッチを切れば良い。) 妻が「ゴッドファーザー」(The God Father)を見始めた。この映画は好きな映画の1つなので何度も見ているが、毎回、見始めるとついのめり込んでしまう。Part1は175分。Part3まで見てしまうと545分(約9時間)を費やすことになる。以前、これを一気に見たこともあるが、途中で飽きることは無かった。それほどイイ映画なのである。 今夜はPart1に留めたが、それでも約3時間。「ながら鑑賞」は無理。なので、「本気観賞」。 >・・・また手が止まった。 ※ローマ法王ヨハネ・パウロ二世、死去。今月のローマ行きを無事に過ごせるか心配。
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新年度 | 2005年04月01日(金) |
四月一日。世間は新年度開始。そしてエイプリルフール。
昨晩、というか今朝までの深酒のおかげで朦朧とした午前中。 昨日は上原の「FIREKING CAFE」で食事をした後、池尻で高松氏と合流。「つくしのこ」から「SIURANA」に流れて、「富士そば」で"春菊天そば"を食べたのが今朝5:30am。 2年前まではこのペースが毎週の恒例だった。これだけ時間を使って有意義な会話が出来たかどうかは・・・?ですが。 気分転換。不思議と落ち着く池尻。
本来なら心機一転、心新たに過ごす一日。入社式などで人生の機転に立つ人もいるのに、僕はと言えば全く変化無し。平日の昼間に使い物にならない状態で、むしろ後退しているとも言える。思考する気力はないので、手を動かすだけの単純作業でお茶を濁す。 エイプリルフールに嘘をつチャンス無し。 >有効な進行は諦めざるを得ない、緩慢な動き。
あと、話題とは関係ないですが、思い出したので。
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桜咲く。 | 2005年03月31日(木) |
午前中の代々木公園。1本の桜に2〜3輪の開花を確認。 この段階で自分勝手に「開花宣言」。 午後になり、気象庁が靖国神社でソメイヨシノの基準木に5輪以上の開花を確認。 皇居周辺と代々木公園でまったく同時に桜が咲いた。 地球レベルで見れば「点」にも満たない狭いエリアだが、違う場所で申し合わせたかのように足並み揃えて一斉に開花を開始する。なんでも2月1日から毎日の最高気温の合計が摂氏600度を超えると桜が咲くという法則があるらしい。自然の営みは気候に正直。ホント、スゴイナー。 午後3時、気象庁は「公式に開花宣言」。 開花を報道するテレビやラジオ。 春の到来を「桜」で感じ取る日本人。 >代々木公園で優雅に花見散歩が出来るのは今のうち。人で溢れ、「お花見」用のブルーシートが敷きつめられた風景になる前に。
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代々木体育館 | 2005年03月26日(土) |
代々木公園一週が毎日の散歩コース。毎日なにげなく歩いている風景の中に、国立屋内総合競技場(代々木体育館)がある。自宅のリビングからもこの建物の特徴的なフォルムを日々望んで過ごしている。先日他界した丹下健三氏の代表的な設計のひとつで、60年代の雰囲気を漂わせていて、東京でも代表的な現代建築のひとつだ。1964年に開催された東京オリンピックの際、水泳競技のための屋内プールを含んだ施設として新たに建設されたもので、現在でもスポーツやコンサートやイベントの会場として有効に活用されている。手入れも行き届き、先月も屋根の修復が施されたばかりで、現在はピカピカ。築後40年を経ても古さを感じない存在感がある。モノトーンに赤のアクセントもウルトラマンっぽくてイイ感じ。 我々にとって、その存在はあまりにも当たり前で、普段意識せずに過ごしてしまっているが、改めて観察すると関心することが多い。主な構造材は鉄材とコンクリート。メインスタジアムは2本の柱から吊した屋根で大きな空間を確保している。屋根のカーブは重力に逆らわない放物線で必然的なライン。外観のデザインと内部の機能がバランス良く実現している。周辺環境が変わったので、あまり利用されていないが、渋谷と原宿を結ぶ外構空間の構想も秀逸。ここから眺める渋谷の風景もなかなかいい。無駄なようで、無駄でない。今になって、帰って現代的とさえ思えてくるのです。 東京も捨てたモノでは無いナー。この歴史を超える遺産を大切にしなければならない。 >画像クリックで全体イメージ。
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5本指ソックス | 2005年03月24日(木) |
妻が愛用している「5本指ソックス」。 使っているのは知っていたが、改めて見るとちょっと異様な感じ。 各指が独立したスペースを確保出来るので、蒸れを防ぐし、確かに匂いや水虫を予防出来そうだ。さらに、足指を一本づつ締め付けることで、血行が良くなったり、踏ん張りが効くようになったりするそうで、健康維持にも効果があるらしい。 妻は肩凝りや腰痛、冷え性などの改善が目的らしいが、履き続けているということは効果が上がっているということだろう。さらに素材が絹だと排毒作用も期待できるらしい(?)。この上に普通の靴下を重ねて履くそうです。 ファッション性には疑問があるが、ヤンキーズの松井選手もゲーム中に愛用しているらしく、機能的な面で市民権を獲得している様子。 個人的には「軍足」(軍手の靴下版)を連想してしまってイメージが悪く、試したことは無い。今度、買ってみます。 >ビミョウに爪の形が見えるところが印象的だった5本指ソックス姿の足。この形を継ぎ目無しでニットにするのは凄い技術だ。
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実寸モデル | 2005年03月22日(火) |
今期、ミラノサローネのサテライト(SaloneSatellite) に出品する椅子の実寸モデル(部分)。詳細は明かしませんが、昨日の段階でサイズに変更を加えるなど、段取りとしては最悪の状態。しかし、ここで妥協して不本意なモノを持って行くより、出来ることはやっておく。試作を前に思考を繰り返している場合じゃないのは分かっている・・・。が、ここが楽しい行程なのも確か。 日程的には「あとは行くだけ。」の状態なのが理想だが、毎度のことながら、そう上手くは事が運ばない。結果的にこうなってしまうのも、意図せず自ら導いた行動なのである。段取りを整理しつつ、残り時間を推し量っている自分が確実に存在する。この歳まで、そんな調子で乗り切って来たのは「運」では無いはず(?)。まあ、これ以下は無いとういうギリギリのラインですが・・・。 既にタイムリミット。あとは平常心で残された作業をこなすのみ。
>丹下健三(Kenzo Tange)氏逝く(享年91歳)。夢のような建築を現実にしてきた日本の現代建築の旗手。代表作、国立代々木競技場(代々木体育館)は1964年(僕が生まれた年)東京オリンピックの年に建設された。それから40年、今もなお斬新なその建築は街の在り方に影響し続けている。追いつくことは出来ないが、我々も諦めず時代を超える普遍的なモノつくりを目指さなければならない。ご冥福を祈ります。
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春分の日 | 2005年03月21日(月) |
暑さ寒さも彼岸まで。「春分の日」は「お彼岸」の中日(ちゅうにち)。 気候は温暖。世間は3連休。 藤沢に帰り、墓参り。昨年は墓の手入れを怠ってしまったので、念入りに墓石を吹き上げた。墓を掃除して、何となく「気が済む」。 実家の庭では梅の花が満開、そろそろ草花が勢いづく季節。新緑の風景は目に優しいが、雑草との戦いが始まると思うと、ちと憂鬱。
休日を有効に使う理由もなく、連休も淡々と仕事を続ける。というか、平日も休みみたいなものだったりして。要するに、ケジメがついていない。
発注済み物件のサイズ変更。工房には迷惑な話しだが、まだ粘れそうなので・・・。スミマセン、明日一日、時間下さい。 深夜に電話。・・・森下さん、よろしくお願いします。
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うぅ・・花粉。 | 2005年03月18日(金) |
この時期、「花粉症の話」を始めるとキリがないので、この話題は極力ひかえているが、今日はこのシーズンで一番症状が重いので、他の話題にしようがない。 きょう一日、特に花粉を避ける手立てをせず屋外で過ごしてしまった。案の定、夜になって両鼻が詰まる。毎度のことだが、鬱陶しい「鼻づまり」は夜に始まる。 昨日は雨。変わって今日は晴天、風も吹いて花粉が舞う条件が揃ったわけだ。気温が摂氏20度に達しようかという季節、普通なら気持ちよく過ごせる天候なのに・・・。 クシャミと鼻水が止まらない。鼻水だけなら鼻をかめばスッキリするが、鼻腔の粘膜が炎症を起こすと鼻呼吸は困難。少し安静にしていれば治まるはずだが、アルコールを摂取してしまうと症状は悪化する。 ビールは一杯まで。クスリは飲まない。
そもそも抗体は何のために杉花粉に対して異常反応しているのか? 侵入者(花粉)に「追い出し攻撃」(くしゃみ・鼻水)を引き起こす炎症物質「ヒスタミン」。ヒスタミンと同時に鼻水の中に大量に含まれるこれまた炎症物質「ロイコトリエン」。この物質には血管を広げる働きがあるそうで、鼻の中の血管が広がると、圧迫されて鼻の穴が狭くなる。こうして侵入者の行く手を遮っている状態が「鼻づまり」。目の回りでは広がった血管から白血球がしみ出て、侵入者に直接対決を挑む。この戦いが起こっているときに目のかゆみを感じるらしい。 本来、他のバイ菌のためにスタンバイしていた「抗体」は働く機会が与えられず、無害なはずの花粉に対してここぞとばかりに「誤爆」を繰り返しているのだ。 杉花粉が多いのは確かだが、人体もおかしな方向に進化している。 ということで、体質改善を目指します。 とりあえず、ひたすら我慢かな? 避けていたマスク着用も致し方ないか?
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ZINGARO | 2005年03月16日(水) |
木場公園。騎馬オペラ ZINGARO(ジンガロ)を観賞。日本公演の演目は Loungta(ルンタ)。チベット語で「風の馬」を意味する。 人と馬の共演は絶妙な緊張感。チベット密教の僧侶が生み出す音と光の演出も完璧。 多くを語らず。バルタバスが創った究極の芸術。 ひたすら感動。 絶対、観るべき。
>「ジンガロ」日本公演オフィシャルサイト→ http://www.zingaro.jp/
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