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p 人々・・・2005年03月13日(日) 
050313jamie.jpg 210×280 21K晴れ後、ちょっと雪。新しい家族が増えてから会うタイミングが無かった Colwell 一家とやっと飲茶ランチの機会を得た。ようやく会えた生後4ヶ月の Coco。大人達の食事中、一度も泣かずに笑顔を振りまく。最近の生活サイクルではランチに出かけるという習慣から遠ざかっていたので、日中にゆっくり談笑することの心地よさを久しぶりに思い出した。
2人の爽やかさの中に「子育ては最高のクリエイティブ」な印象を受けた。素直に。
そして、普段の自分がいかに孤独かを改めて感じてしまった。

夕方、ローマから一時帰国中の横尾雪絵さんと再び合流。またまたパワフルな言動に押されっぱなし。来月のローマ再訪では Yado Yukie Yokoo に世話になります。

タイミング良く、人々から元気をもらった週末。

p アーキラボ2005年03月12日(土) 
grp0314002001.jpg 399×280 26K週末の森美術館。終了直前の「アーキラボ」を駆け込み観賞。
戦後、「建築は居住のための機械である。」というル・コルビジェの合理的発想から始まり、新たな素材と技術によって時代と共に進化し続けている建築文化。会場に展示された1950年代からの斬新な建築模型やドローイングは今となっては目新しいものではないが、当時の時代背景を考えると、それらがいかに前進的な発想を持っていたか理解できる。個人的には肉筆のドローイングや模型の造形的な外観ばかりが目についてしまって、本来の「流れ」が掴みづらかった。
地球上で人類が創った最大の造形物は「建築」であり、「都市」はその集積である。そして、個体としての「建築」は時に「アート」としての存在でもある。現在、僕達が生活する「空間」は「建築」に含まれ、あらゆる身の回りの「物」はこれを基準に作られている。
すべての元に「人の存在」があることは明らかだが、それを逆手に「余裕」や「無駄」を生み出しているのも、もとは「建築」なのである。「絵画」や「彫刻」そして「家具」や「ファッション」の存在も「空間」があってこそ成立するものだ。
表現したい事ばかりをただ押し出していた自分が「場」の持つ力を感じるようになって、「相手」の存在を考えるようになったのは近年のこと。個性や主張を抑える必要は無いが、モノを表現するには何時でも相対的なバランスが必要なのです。

夜は久しぶりのメンバー(木全、藤原、八子、鯨岡)で食事。淡島通りの○○で。なんだか明るい気持ちになれたのが収穫。(キマタ御用達のとても美味しい創作料理のお店。名前を忘れてしまいました。)

p ビール・シゴト・ビール・・2005年03月09日(水) 
050309subway.jpg 373×280 25K午前中に届いた特別なハンドツール(内容は秘密)を試運転。ちっとパワーがあり過ぎだけど、使い勝手はまずまず。通常の工作には登場しないちょっとレアな一品。上手く使えば、面白いことが出来るはず。無理して捻出した40万円の価値があるかどうかは、今後のお楽しみ。

昨日に続き、この時期にしてはあまりにも気温が高くて(多分摂氏17度くらい)思わず昼からビールを空けてしまった。
飲まない理由が見あたらなかった。
午後はモニターに向かってひたすら図面仕事。結局、夜10時まで座りっぱなしだった。この間にもコーヒー変わりにビールを空ける。図面の方は物理的に大した作業ではないが、形を考えて整理しながら描くのは時間がかかるものだ。どこか図面作業はパズルを解くのに似ていて、独断で変更を重ねられるモノなら楽しい時間でもある。しかし、時間にまかせて描き続けるとキリがないので、そこそこにまとめて本日のお仕事は終了。データは表参道リスマッチックへ。そして、またビール。・・・自堕落なオトナ。

p すでに春2005年03月08日(火) 
050307car.jpg 373×280 41K小春日和。午前中、代々木公園はお散歩ラッシュ。あちこちで様々な犬種が歩き回る。きょうの様に気候が良い日は人も多い。既に日向でくつろぐ人の姿も見える。
日差しが心地よい季節は意外に短い。梅雨や耐えられない真夏の暑さが来るまで、心地よい太陽の光を大切に使わなければ。
自宅で。ガラス戸を開け放したベランダでマメゾウ(柴犬、オス、2才)が走り回る。しばし、Tシャツ姿で日光浴。そろそろ我が家も屋外スペースを活用出来そうだ。
反面、花粉の飛散量は増大して、日に日にクシャミが多くなる。僕は数年前まで花粉症がひどく、この時期は嫌な季節でもあった。近年は症状は治まっているが、この時期は頻繁に「鼻うがい」で鼻腔をすすいでいる。
鼻から水を吸って口から出す、あるいは一方の鼻の穴から水を入れてもう一方から出す。刺激が強くて通りにくい場合は生理食塩水を適温にすると通り安い。あまり手間がかかると続かないので普通の水道水でやってますが・・・。「鼻うがい」は継続が必要で、季節を問わず習慣的に続けなければならない。ある人に勧められて2年程続けている。おかげで症状はずいぶん軽くなった。それでも完全に直ってはいない。目が痒く、息苦しい。集中力が落ちる。花粉症は鬱陶しい。
「春」これが無ければ良い季節。

p The Gates2005年03月06日(日) 
050306cp.jpg 526×280 49Kマンハッタンの成本氏から巨匠クリストの新作 "The Gates / Central Park, New York 1979-2005" の写真が届いた。2月にセントラル・パークで開かれた超巨大インスタレーションだ。20年も前から計画された企画はプレゼンテーションの段階で既に壮大だった。残念ながら現物を見ることは出来なかったが、出来れば現場で臨場感を体験したい作品だ。クリスト&ジャンヌ・クロードのサイトにある航空写真がカッコイイ。
昨年の夏、メトロポリタン美術館でのプレゼンテーションを見て展示作品の形体はもとより、莫大な予算をかけたプロダクトが印象に残った。オレンジ色のシートを初め、一見何の変哲もないポリエステルの角柱も新規の生産ラインで作っている。そして、どんな形状の斜面に設置されても垂直を保つシステム、風や人的外力からの安全対策、等々。この企画には約20億円もの予算がつぎ込まれている。
この巨大な作品を制作する「理由」を問われ、クリストの妻であるジャンヌ・クロードは「アートに理由など必要ない。」と平然と答えていた。
あらゆる事象から無駄を除外しようとする昨今、ごう慢で時代遅れな発言だとは思うが、これがクリスト&ジャンヌ・クロードだから納得してしまう。
・・・「理由」ね。必要だとは思うが、取って付けたような事を言い訳がましく言われるより、「無し」の方が確かに潔い。実際、自発的に感じない人に根本を説明するのは面倒だし、「分からない人は置いておけ」と思うことすらある。結局、「本質とは何か?」ということ。
しかし、現実は制作より理解を求める作業の方が時間がかかるし、労力を必要とする。20年も説明を重ねてきたジャンヌ・クロードに現段階で説明を求める方が野暮と言えるかもしれない。僕がまだ学生の頃(1991年)、茨城の田園地帯にアンブレラを無数に立てたプロジェクトは強く記憶に残っている。クリストの作品は毎回壮大なものだが、個人的には1972年にコロラド州で制作された Valley Curtain が一番だと思います。
この企画(The Gate)でニューヨーク州は販売・観光などで約80億円の経済効果を見込んでいるそうだ。やっぱり桁外れ。
○ クリスト&ジャンヌ・クロード 公式サイト: http://christojeanneclaude.net/
○ ニューヨーク「The Gate」公式サイト: http://www.nyc.gov/html/thegates/home.html

p Swan Lake2005年03月05日(土) 
grp0306011011.jpg 210×280 17Kマシュー・ボーン(Matthew Bourne)演出・振り付けのバレエ「白鳥の湖」を観た。チュチュをまとった可憐な女性ではなく、男性が白鳥を踊るという意外な演出で、1995年ロンドンでの初演以来、世界中で高い評価を受けている舞台だ。チャイコフスキーの音楽と力強い白鳥の組み合わせは非常に現代的。衣裳、舞台装置それに照明もとても良い。
自分とは表現方法が違うせいか、身体を使った緊張感ある表現には、毎度憧れてしまうのです。
舞台の後、「オフィスまとば」の的場朱美氏と「St.Louis」の森田敦子氏、安藤夫婦で会食。有意義な時間を過ごすことが出来た。お誘い頂いた的場社長に感謝。
明日は必ず、図面をひとつ仕上げよう。前向きに。

p 雪、降った。2005年03月04日(金) 
050304snow.jpg 370×280 34K朝起きたら、ガンガン降っていて驚いた。マメゾウ(柴犬、オス2才)の朝の散歩は雪中トレッキング状態。代々木公園まで歩き、リードを外した。歌(雪?)の通り、犬は喜んで駆け回る。人が少ない公園で、しばし雪遊び。しかし、雪が降る気候でもここは東京。気温が零下まで下がることは無い。踏みしめるだけでベチャベチャに溶ける。この雪のおかげで犬も自分もずぶ濡れ。・・・靴の中まで。(11:00am)

午後になって雪は上がり、やっぱりあっという間に溶けた。資料を整理していたら、暗くなってしまった。まだ今日のノルマは沢山あるのに。(8:00pm)

やっぱり、繰り越した。日々の目標に達することが出来ない、ダメなワタシ。
なので、もう少しやろうかな・・・。(3/5/12:46am)

p 雪、降らない?2005年03月03日(木) 
050303sq.jpg 381×280 24K「雛祭り」には縁がない。今日は「雛あられ」も「白酒」も口にしなかった。今の生活には「お祭り」を盛り上げる環境が無い。子供の頃は食べ物目当てでウキウキしたものだが・・・。サビシー。こうして日本の季節感が薄くなっていくのだろうか。考えたら「節分」や「こどもの日」などの祭事にも久しく参加していない。「何かやった方がいいのかな。」と思いながら、なんとなくやり過ごしている。
「ひな祭り」の時期には「ちらし寿司のたね」が飛ぶように売れるそうで、中には年間売上の3割を消化する食品メーカーもあるそうだ。(TBS News)今夜、世の中のお父さん達は家族で「ちらし寿司」を食べてる・・・のか?。

ちらし寿司にも縁がなく、今夜の我が家は「湯豆腐」。暖かい食卓の写真を載せたかったが、一気に食べてしまったので、撮影し損ねた。やっぱり寒い夜の湯豆腐はオイシイ。
今夜は雪の予報。日中は穏やかな天候だった。夜に降り始めた雨は、夜半から雪になる。深夜2:30、外を見ると雪は勢いを増している。
雪景色を見るのは楽しみだが、少しの雪でも車が動かなくなるのが東京近郊の弱み。明日の外出は控えた方が無難。どしらにしてもそれどころではないのですが・・・。

p ようやく、腰を据えて。2005年03月02日(水) 
050302.jpg 210×280 13K早くも3月。2005年の2ヶ月はがあっという間に過ぎた。
素材の選択に迷って、はかどらなかったパートは時間が解決した。これで、ようやく落ち着いて仕事に取り組める。
本当は前倒しで決めなければならないことを、気持ちが固まらないことを言い訳にして、先延ばしにする性格は何歳になっても変わらない。
なんだかんだ言いながら頭のどこかでタイムリミットを逆算して物事を進めているのだ。「最後の最後まで考える」のは良いことだとは思うが、そのせいで毎度帳尻合わせに悲鳴を上げることになる。
「今回、選んだ素材を実際に活用するか?出来るのか?」
待ち時間もあったが、それを決めるのに3週間も悩んでいた。わざわざメーカーに来てもらって、実際使って確かめた。簡単なようだが、思うように事は進まない。しかし、決めてしまえば気分はスッキリ。目的がクリアなら動きは楽。ここからまたマイペースで・・・。
と、油断しないでサッサとやります。
まだまだ、課題は山積されていますから。

p またまた、披露宴。2005年02月27日(日) 
050227room_sky.jpg 198×280 6K恵比寿 Q.E.D. CLUB で、結婚披露パーティーに参列。予想はしていたが、某芸能プロダクション繋がりの友人Sのために集まった参列者はほとんど芸能関係で、正直「僕がここに居て良いのかな・・。」と思うほど華やかな顔ぶれだった。それほど多くない人数の会なので、着席しての会食には会話が必要。列席された方々の顔がばっちり見えて平静を保つだけで精一杯。お祝いに演奏された鼓弓の音色に感動し、二次会は遠慮して早々に帰宅。ある意味、大変興味深い経験でした。フーッ。

話変わって、かなりジミにサイト更新。ブログをよりブログらしく。コメント部分へ「折りたたみ機能」&「クッキー」を導入。コメントは見たい場合だけ展開するようになりました。ウインドウの省スペース。と言っても「コメント」も「トラックバック」も"ゼロ"がアベレージですが・・・。JavaScriptやらは全く解らないのですが、受け売りでコピー&ペースト。やったつもりで自己満足。
by doo3
ando (2005/02/28 10:18)
ということで、コメントテスト。
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吉水 (2005/03/02 03:30)
「なんだ、また吉水か」はナシよ〜。
元気だしていこうよ!なるようにしか、ならんし。水戸黄門の歌を聴きましょう。

● ando (2005/03/02 08:44)
ジーンセイ ラクアリャ クーモアルーサー。ナーミダーノアトニハー ニージモーデールー。・・・
続き、何だっけ?
ま、いいや。「継続は力なり。」ヨシ。






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