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p Gam Mee Ok2004年09月28日(火) 
040928ok.jpg 280×210 21K 夕方から土砂降りの雨。夏の雨は夕立の様にざっと降ってすぐに上がっていたが、秋になって長雨が多くなった。気温も下がり、夜の外出は寒い思いをする。コート類のほとんどはローマを発つ時に捨ててしまったので、そろそろ上着を仕入れる必要がありそうだ。
悪いことに、2人の外出に手持ちの傘は1本。なんとか傘を買わずにやり過ごしたい気持ちが先に立ち、タクシーで53st.まで。傘を買う事と、タクシー乗車のどっちが得かを考えると、矛盾は多い。
 劇場で押元氏と落ち合い、3人で"Bombay Dreams"を観賞。ロンドン発のインド・ミュージカルは、水を使った演出や、インド様式のダンスや音楽で、なかなか楽しめる舞台。
ミュージカル後は恒例の"Gam Mee Ok"(ガン・ミー・オク)。いつもの「ソーロンタン」のほかに生牡蠣の白菜包み「?」(名前を忘れた)を食す。ソーロンタンは何度食べても旨い。安いのも○。
Bombay Dreams (Original London Cast Recording)
Chris Elliott

おすすめ平均
洋楽まじりのインド
インド×イギリス 奇跡のコラボレーション!


p 届きました?→出品原稿2004年09月26日(日) 
grp0929052435.jpg 320×240 29K 10月7日から「東京デザイナーズウィーク」が始まる。昨年は「コンテナ展」や「テーブル展」への出品であたふたした。個人活動はこういう時に人手が足りなくて大変な思いをする。
今回は会期に帰国日程が合わないので「イスと小物家具たち展」のみの出品で、お茶を濁すかたちになる。出品予定の椅子は7月に発注済みで、搬入を待つのみ。しかし、工場への連絡にメールが使えず、電話とファックスのみでのやりとりは少々時代遅れ。情報伝達が遅れ気味なってしまう。なのに、事務局からの連絡は急ぎの場合が多い。準備があれば、右から左に流せば事は済むが、届くたびに内容が二転三転する告知メールには、気を揉んでしまう。搬入調整や原稿依頼など、百数十人の出品者を相手にするのは並大抵じゃないことは理解出来るが、もう少しやり方があるのでは・・・、と感じているのは僕だけではないはず。
 原稿をメールに添付して送信した翌日、催促のメールが届くと、そのメールに返信するべきか、無視するべきか、悩みます。確認メールをもらうのは無理ですか?
by doo3
● ando (2004/09/29 05:46)
TDW事務局より、確認メール頂けました。ありがとうございました。




p Lower East2004年09月25日(土) 
040925l_east.jpg 257×280 19Kロア・イースト・サイドは只今発展中。
昨夜のステーキ・パーティーに続き、今夜も鍛金家の押元信幸と合流。妻とニューヨーク在住8年のアーティスト、シミズ。4人で街をブラブラ。ノリータ(NOLITA)から東南に位置するロア・イースト・サイド(Lower East Side)は、ファッション、インテリア、飲食・・・と訪れる度に店舗が続々とオープン。新築のビルも建って、さらに南に発展しそう。空き店舗も多く、過渡期なのがよくわかる。歩き疲れて、ビールを一杯。調子に乗って、3rd Street の"海の家"まで歩き、日本酒、泡盛。ここは沖縄系居酒屋。気楽にお酒が飲めるので、よく利用しています。以前は日本人でいっぱいだったが、最近は外人(どっちが?)も多く、商売繁盛の様子。
今夜は泡盛でイイキブン。ちょっと遊びすぎの傾向。これも勉強?。
by doo3
● ando (2004/09/27 18:32)
お気に入りのラーメン店、"来々軒"(Rairaiken Inc) は→ 214 E 10th St.(bet.1st & 2nd Av.) tel:212-477-7030




p PACE WILDENSTEIN2004年09月23日(木) 
040923l_east.jpg 210×280 17KGALLERY PACE WILDENSTEIN で開かれた、Bridget Riley のオープニング・レセプションに潜入。PACE WILDENSTEIN は 57th Street にあり、チェルシーやソーホーの路面画廊とはひと味違う販売ルートを持つ高級画廊だ。常に知名度を持つ作家を扱い、アートをビジネスとしてとらえた冷静な活動で、成功している。
日本とは違い、社会経済の浮き沈みに影響されない"お金持ち"が存在するアメリカでは、顧客優先の美術商は銀座の画廊とは違う厚い基盤を持っているようだ。さすがにレセプションもエレガント。
ここでグラフィック・デザインの仕事をしている Tomo Makiura さんの好意で、ギャラリーのスタッフルームを見学出来た。壁面には所狭しとファイルがストックされ、コンピューターでの作品管理も完璧。それ自体は特別なことではないが、100,000USドル(約11,000,000円)超の平面作品が普通に売れていく現場を垣間見ると、それが高いのか安いのか分からなくなるからコワイ。

その後、Tomo夫妻とイースト・ビレッジで軽く食事。ロア・イーストのクラブで開かれたTomo友人のバースデー・パーティーを覗く。
ごった返した店内は、すれ違うのも困難。ひとしきり楽しむが、人疲れして会場を脱出。場所を変えて飲み直した頃には、既に日付が変わっていた。
んー、ビジネス。

Bridget Riley
Paul Moorhouse

p イヌ・シャンプー2004年09月22日(水) 
040922wicked.jpg 300×225 20K 雨で冷え込んだ先週末に比べ、週明けからカラッと晴れた日が続いている。東京の秋空もキレイだが、今週のニューヨークは空気は澄んでいて本当に視界が良い。過ごしやすい気温が昼夜を通して続く日は、年間を通しても限られている。こんな日は、外に出て有意義に使わないと、もったいない。
久しぶりに家族で散歩。いつものドッグランでのんびり過ごす。犬もこの気温なら外出も快適。我々もベンチで日光浴〜脱力。
 自宅に戻り、1ヶ月ぶりに豆蔵のシャンプー。ここ数日、痒そうな素振りをしていたので、今日のシャンプーは気持ちよかったのだろう。豆蔵は、嫌いなシャワーをめずらしく素直に浴びた。
シャンプーのペースは月に1度が2度。人間に比べると不潔になりそうだが、あまり頻繁に皮脂を落とすと、かえって肌を傷めるそうだ。(うちの犬はそんなにデリケートではないが。)大抵の場合、飼い主だけが「ウチのイヌはニオワナイ。」と思っているもの。室内を清潔に保つためにも、散歩の後には全身拭いてる。念のため。濡れた体は、拭き上げただけで、後は自然乾燥。天気が良いので、すぐに乾いてしまう。その間、衣類の洗濯も完了。

Wicked: A New Musical
Stephen Schwartz

おすすめ平均
写真付の忠実な楽譜

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● 夕方は、ブロードウェイでミュージカル "WICKED" を観賞。その後、ロア・イーストのバー(no name)で夕涼み。久しぶりに、夫婦水入らず。

p Warking To The Sky.2004年09月21日(火) 
040921borofsky.jpg 210×280 24K49st.Rockefeller Center Plaza に紀伊国屋書店がある。ここでは日本の書籍が殆ど手に入る。やはり日本人。小説やマニュアル本などは日本語が一番。数日の遅れはあるが、雑誌も週刊誌も売っている。たまに日本の雑誌を見て、情報収集。そして、そのスピード感と情報量に圧倒されたり。
数冊をざっと立ち読みするだけで、ここで立ち止まっている自分に気付き、もう東京のスピードには追いつけないような気がしてくる。来月は帰国。そろそろ歩調を合わせる心構えをしなければ。
と、焦りつつ"FIGARO JAPON"ニューヨーク全マップの革新的情報量に感動。毎度、超詳しいマンハッタン地図を掲載しているが、現在の生活周辺だけを確認しても相当細かいリサーチをしていることが分かる。本当に出来たての小さい店も載ってます。表紙写真は"LASVENUS"というロア・イーストの中古インテリアショップ前。あれはニューヨークに出向く際、必ずチェックした方が良いです。(FIGARO JAPON No.280 は 680円)

写真は、9月14日から10月18日の間、ロックフェラー・センター屋外展示されている Jonathan Borofsky (1942 Boston) の新作「Warking To The Sky」。手前左に居る人は作品の一部で、僕ではありません。

p 中華は大勢で。2004年09月20日(月) 
040920cinatown.jpg 236×280 25K妻の親友、TBSのプロデューサー磯山晶さんと、そのお友達が遊びに来て、HOTEL TRIBECA GRAND(トライベッカ・グランド)に滞在中。昼間は女性同士で、のんびり町歩き。僕は邪魔しないよう夕食時に合流。夕方19:00、チャイナタウンの入り口 CANAL ST.(伽鳴=キャナルストリート)で落ち合い、北京ダックの有名店 "Peking Duck House" へ。
ここでは、丸ごと焼かれた鴨の皮をその場で切り分けてもらえる。皮だけとは言っても、一羽分の北京ダックはなかなか立派な量だ。皮がパリパリで美味しいのに、既に前菜を食べた女性3人は、3切ほどの鴨肉を食べて箸を止めた。男ひとりで頑張ってみたが、その甲斐なく、皿に盛られた北京ダックは半分以上残ってしまった。お持ち帰りしてスープでも作れば無駄にはならないが、焼きたての美味しさを堪能したとは言えなかった。他、2皿の料理は殆ど手つかず。
毎度の反省は、何度繰り返しても生かされていない。4人だからと「コース」などに手を出してしまったのがまずかった。無理せずに残せばいいが、貧乏性で残すのがもったいない。と言うか、気持ちが済まない。まあ、程度問題だけど・・・。
目的のメニューを美味しく食べるため。教訓=中華は大勢で。

中華料理の文化史
張 競
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p CATSKILL2004年09月18日(土) 
040918catskill.jpg 300×225 23K昨日からの雨で、浅田屋の敷地を流れるハドソン川の源流は水量が増し、河原の地形を変化させるほど激しい濁流だった。午前中で雨は上がったが、釣りが出来るような流れに戻るには1週間はかかるだろう。釣りは諦めたが、敷地を囲んだ形に流れる川と適度に整理された遊歩道を歩くだけで"CATSKILL"の自然を楽しめる。わき水から出来た支流は小さな滝を作り、景観を楽しめるポイントにはベンチや椅子が配置されていた。それぞれの場所は、お酒を楽しむための空間にもなっている。
克治氏曰く、最近は、釣りの支度をして川辺に出ても、そこに置いてある椅子に腰掛け、ビールを飲みながら流れを眺めるだけで、満足して帰ることが多いそうだ。そこにいる鱒がライズを繰り返すのを眺めるだけで、急いで釣る必要を感じないという。まったくもって羨ましい。
和食でもてなしてくれた有希さんの、手作りの野菜が美味だった。そして、支度の段取りも完璧。「山暮らし」のイメージを一新する、夢のような場所。
マメゾウは山を走り回り、大満足。調子にのって羽目を外し、迷惑をかけました。
また、絶対に来なければ・・・。ただし、歓迎されればの話。

秋田犬の父 沢田石守衛
沢田石 守衛, 畠山 泰英, 沢田石 喜多子

発売日 2002/12

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● 克治氏の友人のお父さんの本。ちょっと目を通したら、読みたくなった。犬好きなら泣ける。

p 浅田屋2004年09月17日(金) 
040917asadaya.jpg 300×225 18K怒濤の「3日ニューヨーク滞在」を過ごし、"しゃちょー"が飛び立って行った。満足したか、物足りなかったか。やりたいことは尽きないが、ニューヨークは東京から近いので、欲張らず次の機会に。

しゃちょーを見送り、犬の散歩。そして、シャワーを浴びる。10:00amレンタカーを借りて、車で3時間ほど走ってアメリカのフライフィッシング発祥の地、"Catskill"へ。
"禁釣り"を決めたこの1年、あきらめていた釣行が、突然やってきた。と言いたいところだが、あいにくの雨。それに、目的は釣りではない。
我々にとって、今日、訪れた浅田屋で浅田夫妻に会うことは、釣りをするより魅力的な出来事だった。
グラフィックデザイナー浅田克治の週末の家「浅田屋」は、ニューヨーク州キャッツキルにある。氏はフライフィッシングが好きでキャッツキルに来たのではなく、キャッツキルに惹かれてフライフィッシングを始めた。渓流を含めた広大な山間の土地に山荘を持ち、マンハッタンでの生活に加え、週末は必ず夫婦揃ってこの地で過ごす。自身でデザインした山荘は、アメリカの木造スタイルを踏襲しているが、間の取り方、素材、設備、家具、等全て対して"こだわり"を貫き通している。どのアングルで切り取っても完璧な配置は"ELLE DECO"にそのまま載っていそう。と、思ったら、本当に載っていたし、なにより本人にとって究極のライフスタイルは、やらせ無しの現実。この土地を手に入れて、家を建てるまでの7年間は野営をして釣りに通ったそうだ。この土地と釣りを知り尽くして、計画した家造り。手入れも全て自分達でするそうだ。そんなに完成された空間なのに、すぐに安らげるのは迎えてくれたご夫婦の人柄ともてなしがあったから。
「感服」のひとことが当てはまる、人と場所に出会った。人生の目標。

p Brooklyn Bridge2004年09月16日(木) 
040916blookrin_b.jpg 281×210 13K"MoMA/QNS"→"PS-1"→"Chelsea"→"Brooklyn Heights"→"Brooklyn Bridge"→"Ground Zero"→"Times Square"→クタクタ。
約1.5kmのブルックリンブリッジの歩きを含めて、歩き回った1日。

関係ないけど、新しく生まれ変わった"MoMA"は W 53rd st.に11月20日オープン。
既に、MoMA/QNS では常設展示が撤去されていた。



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