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p Hyannis2004年08月20日(金) 
040820hianis.jpg 207×280 13KProvincetown から Cape Cod 半島の中程の街"Hyannis"まで引き返しながら、砂丘と松林が続く風景の中、R6を疾走するのは爽快だった。週末に入り、行き交う車の数は増えた。今日のモーテルは念のため電話で予約。犬連れOKの宿は限られているので、選択肢は多くない。その分、楽しいこともあるので、贅沢は言えないが・・・。
Hyannisに入り、港の側に車を停め、海と船と鴨を見て、売店で買った安いホットドッグを食べる。、なんの変哲も無いホットドッグでも、環境が変わるだけで美味しく感じるから不思議だ。
海辺をぶらぶら、のんびり過ごして夜を迎える。
けーぷ・コッドに来てほぼ毎晩食べている、蛤のスープ(クラム・チャウダー)やロブスターはこの海域の産物。
映画「フォレスト・ガンプ」に出てきた海老取り船に似た、ずんぐりした形の漁船が多い。他にも遊覧船や、釣りガイド、ホエール・ウォッチング、等の船が係留されている。鯨でも見たいところだが、今回は犬がいるので断念。中だるみした1日。
また、今夜も生牡蠣、クラムチャウダー、ロブスターか?

p ゲイ・パレード2004年08月19日(木) 
040819gay.jpg 280×228 27K日中は海岸で日光浴。午後は半島をドライブ。そして夕刻からはメインストリートで「ゲイ・パレード」を堪能。
ケープ・コッドは避暑地として知名度が高いが、同性愛者が集まる場所としても有名である。バケーションで賑わう時期に滞在したせいか、期せずしてゲイのイベントに遭遇し、表層ではあるが、「LOVE & PEACE」な文化を垣間見た。パレードには、女装をする人、マッチョな体にボディーペイントする人、老いも若きも虹色のシンボルカラーを身にまとい、愛と平和を訴える。見る人も仮装している人が多く、子供も楽しめる開放的な雰囲気だった。ニューヨークにもゲイ・パレードがあるが、もう少し政治的な意味合いがあるらしい。欧米のゲイ文化はかなり市民権があって、むしろファッションやアートの世界では、最先端に位置する。実際、ゲイの人達はお洒落だ。Provincetownの中心街には相当数のギャラリーが点在しているし、街も周辺地域も清潔なのは、そういう文化の影響が大きいように思う。
そんな中、本日40回目の誕生日を迎えた。嬉しいような、惜しいような、複雑な心境。
by doo3
● 雨 (2004/08/21 22:03)
HappyBirthDAY!!!

● ando (2004/08/21 23:40)
Thanks!




p Cape Cod は寒い2004年08月18日(水) 
040818cape_cod.jpg 280×210 14KWarwickの朝、レストラン探しに苦労した昨夜とは反対方向に車を走らせた。拍子抜けするくらい近くにショッピングモールがあり、そこで人並みに朝食をとることが出来た。ただ、贅沢は言えないけど。
今日も旅路は快晴。オプションで付けておいたカーナビゲーションにProvincetown (Cape Cod) のアドレスをセットし、Interstate R95からU.S. R6を北上。相変わらずスローなペースでドライブは進む。今日も豆蔵は車酔いで2回も吐いてしまった。その都度、車を止めてゲロの始末。明日からは朝の食事を少なくしよう。
車の方は快調で、目的地には迷わず到着。当たりを付けておいたモーテルに飛び込み、宿泊の確保も難なく完了。「AAA」という日本で言う「JAF」のような団体は、提携してるJAFカードの提示で、必要な地域の地図やホテルリストを無料で配布してくれる。このホテルリストには"ペット宿泊可"の施設が示してあって、我々が宿泊施設を探すのに多いに役立った。
チェックインして、早速海辺の散歩。日差しは強いが乾いた海風は冷たい。今年のニューヨークは平年に比べて涼しい夏になった。Cape Cod はそれよりも北に位置するのだから、それも当然かもしれない。
久しぶりの海は気持ちいい。
以前、波が恐怖だった豆蔵は、それを忘れてはしゃいでいた。心配無用。車から降りれば何事も無かったように元に戻る。

p Warwick2004年08月17日(火) 
040817warwick.jpg 280×210 15K予約しておいたレンタカー(Ford Taurus)を10:00に受け取り、アパートで荷物を積み込んで11:00出発。事故渋滞でマンハッタンからR95に合流するのに1時間半もかかってしまった。
目指すは"Cape Cod"。ニューヨークから北東230Mile(約370km)先にある海のリゾート。
ハイウエイを使えば1日で充分移動可能な距離。手近にバカンス気分を楽しむ目的で選んだ目的地だ。
もともと、のんびりした出発だったが、加えて出鼻の渋滞。R95を走り始めてからは快調にとばしていたが、豆蔵の車酔いで何度も休憩しながらのドライブ。宿の予約も無しにその日暮らしなドライブ旅行なので、先を急ぐ必要は無い。無理せず予想の範疇で距離を稼ぎ、"Warwick"という町で典型的な「モーテル」に今夜の宿を取る。郊外の街道沿いには、アメリカ映画で見るような部屋の前に車を横付けするタイプの宿泊施設が多く、贅沢をしなければ泊まる場所に困ることは無いようだ。12年前、アラスカを走って以来のモーテル。この気怠い雰囲気は悪くない。しかし、周辺にまともなレストランが見つからず、スーパーで買ったサンドイッチとビールを部屋で食べるような毎日では、ちと寂しい。もともと土地勘が無いので、泊まる町までは予め選んだ方が良いかもしれない。
明日は、大西洋に突き出した細い半島を突端まで走る。

p 「過去ログ」掲載2004年08月15日(日) 
040815e_r_park.jpg 180×240 20K 曇天。昨夜に降った雨でドッグランはぬかるんで、足下が汚れる。おとといシャンプーしたばかりの豆蔵(犬)を汚さないように、排泄を済ませたら速やかにその場を去る。あまりに手抜きの散歩に引け目を感じて、公園のベンチで時間を潰し、お茶を濁す。
 今週は、この"Journal"ページの構成に苦労した甲斐があって、やっと見栄えが整ってきた。となると、次は内容の充実。職業柄、整った見やすい紙面にこだわりを持つのは仕方ないとしても、客観的に考えて、結局は内容に価値がないと楽しめない。クリエーターズ・チャンネルの作品紹介のページは一種のプレゼンテーションとして役立ったが、いちばん反響が多かったのは「日記」のページだった。本来なら、作品のデータを求めてネットサーチから閲覧者が来るようでなければ本物ではないのだが・・・。
作品の紹介はもちろん、自分自身がサイト形成にかかわり続けてこそ発信の楽しみがあることは実感している。そこで、今日は1日かけて「過去ログ」整理をした。切りが良いところで、昨年10月に始まったローマ生活から。続けて読めるようにデータの引っ越し。読み返すと、文章としては煩雑だが、その日の気持ちが蘇って来てなかなか面白い。まあ、人が感じることは分からないので、ここは自己満足ということで完結。2001年の4月から始めたネットでの日記公開は浮き沈みもあるが、ようやく3年と4ヶ月。なぜか飽きないので、まだまだ続きます。
>これからもよろしく。

p Dia:Beacon2004年08月14日(土) 
040814sera.jpg 210×280 6K"Dia:Beacon Riggo Galleries"。チェルシーにギャラリーを持つDIA財団が、マンハッタンからハドソン川をさかのぼった"Beacon"という静かな町にあったナビスコ工場跡を改装し、昨年春にオープンさせた巨大ギャラリー。所蔵している1960年代からの現代美術コレクションを展示するために、床面積にして、240,000 square feet(約207,600 平方メートル)という桁外れに広大な展示空間を持っている。必要にして充分な空間に'60年代、'70年代以降の代表的な現代美術が常設されている。Andy Warhol, Richard Serra, Joseph Beuys, Donald Judd, John Chamberlain, Walter De Maria, Michael Heizer, Dan Flavin, So LeWitt, Fred Sandback, 等々。話には聞いていたが、ここまで大がかりな作品を理想的な空間で常設した現場を体感出来たことは、感無量である。
ほとんどの空間は天窓から差し込む自然光で照らされ、広さも含めて、野外に居るかと思うほど明るい。ギャラリーとして、ここまで広い展示空間は、知っている限り他に無い。
マンハッタン、グランドセントラル駅からベーコン駅まで、鉄道で約1時間30分。Hudson Line での小旅行は、一日かけて行く価値は充分にある。
ここまで来ると、現実をかけ離れた感覚になり、ただの現代美術ファンとして楽むしかない。逆に、現実をふまえて自分に何が出来るかを考えたり、諦めたり。
何にしても「いいもの」を観ると内から気力が沸いてくるものだ。現在は情報が氾濫した時代、新しい試みにアートとして意味を持たせることは並大抵ではない。
by doo3
● ando (2004/08/15 12:18)
写真はリチャード・セラの作品(内側)から。その量感には圧巻されるのみ。館内は撮影禁止だけど、この程度なら掲載しても罪ではないと思います。




p ドッグランをはしご。2004年08月12日(木) 
040812alp.jpg 210×280 14KADORAMA からライカ Digilux2 用の充電器入荷の知らせ。ちょうど散歩の途中の電話だったのでついでに行ってしまおうと思い、Washington Squareから徒歩で18streetまで約10ブロック歩いた。今日のマンハッタンは、晴天で気温が高く、少し汗ばむ。途中 Union Square のドッグランに寄り、豆蔵と共にひと休み。充電器を買い、ついでに帰路では Tompkins Square のドッグランにも寄った。
結局、今日の散歩は3箇所の公園でドッグランに寄り、買い物を含め正味3時間。豆蔵は満足したが、自分自身にとってはハードな散歩になってしまった。
充電器は予定より少し早い入荷。これで記録担当に Digilux2 を参加させることが出来るようになった。来週にはドライブ旅行も控えているので、良いタイミングだ。
まあ、無ければ無いで、なんとでもなるものだけど・・・。
by doo3
● ando (2004/08/13 12:56)
写真はニューヨーク大学に設置された Jean Alp (Seuil Configuration)。




p ケイゾク2004年08月11日(水) 
040811mamezo.jpg 280×210 15K「ヘッダ項目に"@"(アットマーク)が存在することでエラーが出る。」という不可解な現象を、これを取り除くことで回避し、未解決だったJournalのスクリプト調整はなんとなく片づいた。サイトの表示確認が出来ているのはMac環境のみなので、Windows環境でおかしなことになっていないか不安は残る。スタイルシートでの紙面調整はまだまだスマートにまとまっているとは言えないが、やりだすときりがないので、この件に関してはひとまず完結。
情報として知っていても、現実的に表面をとりつくろう作業は意外に労力がかかるものだ。ただでさえ、異なるブラウザ間での表示の違いで妥協を強いられているので、これ以上の不具合は開き直るしかない。
しかし、ソースの書き換えは表面には出ない裏側の楽しみもある。パズルを解くような一連の作業に対し、思い通りの動作として答えが出た時の喜びがあり、気が付くとハマっていたりする。少しずつ手を加えて完成度を上げていく作業は面白いものだ。飽きたらまた作り直す。継続。
ただし、今は小学生でもサイト持つ時代。自己満足の先を得るのは容易ではない。
TOTOの好青年、宮本氏と会食。イタリア料理(Perbacco)から 日本居酒屋(Decibel)へ。
by doo3
● ando (2004/08/12 11:12)
Perbacco Cafe (234 4th Street Between Av.A & B)
Decibel (9t Street Between Av.2nd & 3rd)
たどり着けなかった「海の家」は (E 3rd Street Bet. Av.1st & 2nd) でした。




p TERGET2004年08月10日(火) 
040810target.jpg 203×250 19K ブルックリンの Atlantic Av.に「TERGET」というディスカウントショップがある。広告やサインはなかなか格好良く出来ているし、オリジナル商品もパッケージ込みで商品展開していると聞いている。そこで内装や環境を見てみようと思い、出向いてみた。あか抜けた雰囲気を想像していたのに、いわゆるアメリカ郊外の大型スーパーを少しきれいにした程度で、広いだけに品揃えは豊富だが、特に目をみはるものは無い。(強いて言えば、エスカレーターと平行してカート用のベルトコンベアが駆動しているのはアメリカらしくておもしろい。)
他に寄る場所が見あたらず、犬用のおもちゃを数点購入して、すぐにマンハッタンに帰った。
 
 最近、自宅でMacに向かいサイト素材のスクリプトを書き換えるのが日課のようになり、必要に迫られて取り組んでいるうちに、苦手なこの分野に楽しみを見いだすようになった。見た目は落ち着いて来たこの"Journal"ページだが、水面下では原因不明の不都合が未だ未解決のまま。何かの拍子に動かなくなる可能性もあるので、なんとか早期にけりをつけたいところ。
 
 来週の「Cape Cod」行きと、9月の「落水荘」行きのため、レンタカーを予約。
とりたてて収穫も無く、なんだか気怠い一日。

p World Trade Center Site2004年08月08日(日) 
040808noguchi.jpg 210×280 14K快晴。午前中はイーストリバーまで、いつもより長い散歩。
時々雲で遮られる日差しと、乾いた風で心地よい気温が保たれている。
中途半端な時間に Mott St.の潮州彩館で昼食。ここは数年前に安一郎氏に教わった湯麺がおいしい店で、あっさりしていてコクがあるスタンダードな麺類に定評がある。今日は、いつもと違うメニューに挑戦してみたら、これも美味しかった。確か"Chiken curry soup whit Mai Fun"と言う名前だったと思う。"Mai Fun"というのは米から作った細い麺のこと。他にも、きしめんの様な平たい"Lo Meim"という麺も選べる。この店では何度も食事をしているが、基本的には何を食べても美味しい。
その後、久しぶりに City Hall あたりを歩いた。"World Trade Center Site"は既に落ち着きを取り戻しているが、近隣には未だに手つかずのビルが放置されているのが、痛々しく見える。ハドソン川沿いの遊歩道で夕涼み。適度な海風が吹き、西日に当たっても暑くないところが気持ちいい。
ここち良い時間があるほど、この先押し寄せる現実が怖くなったりするものだ。

最近、ちょっとダレ気味で動きが鈍い。もっとお腹に力を入れて。
by doo3
● WM (2004/08/09 07:34)
写真はイサムノグチの"Red Cube"(1968)です。Marine Midland Bank, 140 Broadway, New York City.






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