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p 番犬、豆蔵2004年02月18日(水) 
040218mame.jpg 210×361 16K豆蔵が吠えるのは玄関前に近づいた何者かの出す「音」か「匂い」がした時と我々が帰宅して留守番から解放された時だけ。犬の嗅覚が優れていることは周知のことだが、慣れた人は姿が見えなくても判別出来るようで、帰宅時などはエレベーターが無いアパートの6階までの階段を4階程昇ったあたりで「クンクン」と声が聞こえてくる。アパートの家主にも慣れたので玄関前に来ると気が付いて走り寄る。関係が無い人間でも部屋に近づくとそれだけで玄関に走り様子を伺い、音がすると吠える。2〜3回吠えて終わるから「お知らせ番犬」としては役に立つ。しかし、吠えて欲しくない時に止めることが出来ず夜中などは気を使わせられる。
昨年末、今のアパートに入居する段取りをしているとき、家主から「初めの1ヶ月で問題を起こしたら退室してもらう。」と言われていて、こちらも神経質になった時期があったが、この心配は取り越し苦労で、現在豆蔵は家主にとても可愛がられている。こちらの犬は大型でも室内で飼われることがほとんどだが、中には吠えまくる犬も居るようでその手の犬だと周辺からの苦情には逆らえない事情があるらしい。
秋田犬は知っていても、柴犬を知るイタリア人はほとんど居ない。

p YUKIE B&B(再)2004年02月16日(月) 
040216yukie-b&b.jpg 210×280 11K3月、川原さんが遊びに来ることになり、YUKIEさんと宿の打ち合わせに食事の約束。
Vignola通りで待ち合わせ、お気に入りのお店で軽く食事を済ませ、B&Bにワインとビールを持ち込んで、暖炉に火を入れ"明太大根"アボガド"餃子"で団欒。B&Bの各部屋はいよいよ完成度を上げ、YUKIEさんらしくなっている。案内する当人から「楽しい」エキスが溢れ出しているので、こちらまで嬉しくなってしまう。話は展開し、気が付くと2:30を過ぎた。本題を忘れて。

p スリに注意2004年02月15日(日) 
040215yasuokayui.jpg 210×210 13K学生旅行者が多くなり、街で見かける日本人は確実に増えている。
安岡氏から娘の侑以さんがヨーロッパ旅行中との知らせを受け、こちらの連絡先を伝えたところ、武蔵美空デの仲間と4人で会いに来てくれた。
ローマ市内を1日歩いた彼女達とコロッセオ駅で待ち合わせ、ひと休みして"トレビの泉"まで歩き、その上さらにナボーナ広場まで歩かせてしまった。ドキドキしながら街を歩き、見るもの聞くものに興味津々の様子は自分が学生時代に必死でヨーロッパを廻った当時の気持ちを思い出させてくれた。思い返すと、よく無事に帰国できたと思う。記憶は断片的で肝心なことは覚えていないが。しかし若い時の旅は収穫が多かったような気がする。この年になって吸収力が衰えたところで何を得るか(何を失うか)は考え出すと眠れなくなるのでやめておこう。観光客のみならず、スリの被害が増えているようなので、要注意。

p ゴミ箱(再)2004年02月13日(金) 
040213gomibako.jpg 500×253 37Kローマ市内の至る場所に大型のゴミ箱がある。先日小型のゴミ箱を話題にしたが、今回は家庭ゴミ用。専用の回収車が夜中に廻り、セットされたアームで箱ごと持ち上げ、中のゴミだけをブルドーザーの様にゴミを回収する。一応「紙資源」「びん・カン」「一般」みたいな感じに分けるようにゴミ箱の蓋に工夫があるがまじめに選別しているひとは少ない様子。かなり場所を取るので、東京には向かないが合理的なシステムだ。路上駐車はイタリアの風景。車が数台止められなくなるだけだから、ゴミ箱設置場所は問題にならないのかも。

p お風呂2004年02月11日(水) 
040211mame-furo.jpg 210×280 13K風に吹かれて動いてしまう窓の外扉は入居した当時から気になっていたが、人間よりこれを気にしていたのは犬だった。風が強かった今日、豆蔵の様子がおかしい。ソワソワして側から離れようとしない。落ち着かないので少し突き放すと、いつの間にかバスタブの中に隠れていた。あんなに水を被ることを嫌ってお風呂を嫌がっていた豆蔵が何度出るように促しても気が付くとお風呂に居る。様子を伺っているとどうやら窓の外に覆い被さるように動く扉が怖かったらしく、窓の方向を見て近付こうとしない。なんとか落ち着かせようと、外扉を固定して窓の外には誰も居ないことをアピールしたらケロッと治まった。
お風呂に隠れた豆蔵は気持ち悪かった。関係ないが多少のいたずらには目を瞑ろうと思った。

p Museo e Galleria Borghese2004年02月10日(火) 
040210art.jpg 210×280 13K穏やかな一日。
ボルゲーゼ美術館ではベルニーニの繊細な彫刻を間近にみることが出来る。
入場は予約制で時間制限アリ。今回のローマ滞在までベルニーニには興味がなかったが、その繊細な彫刻はどの作品にも感心させられる。他にラファエッロなど個人のコレクションとは思えないラインナップ。しかし、美術観賞に時間をかけない我々は2時間の制限時間を使い切らずに退場した。観賞は、あまり濃厚に付き合うと初めの感激を忘れてしまう。そのままボルゲーゼ公園を散歩して国立近代美樹館も軽く観賞。こちらはちょっと詰め込みすぎの感。で、おなかいっぱい。

p solo passeggiata2004年02月08日(日) 
040208mame-dormire.jpg 210×280 13K犬の散歩を済ませてあとは1日部屋で過ごす。
暖かい日が続き、豆蔵もすっかりリラックス。
これからまた飛行機に載せられ、環境の変化に対応しなければならない現実を彼は知らない。
先日、妹が代々木の自宅マンションの画像を送ってくれた。なぜか何も変わっていない部屋の画像に感激したり、テラスから風景に無かった家が建ちつつあったり。まだ留守の期間は短いが知らない間に変わっている風景と変わらない風景に、毎日見る風景とは違う懐かしさを感じた。
東京に帰ったらしなければならないこと、また是非してみたいことが頭をよぎる。まだ8ヶ月もあるのに。その前にするべき事が頭に浮かばない。「かんがえろ。」自分に言い聞かせる。

p ASSISI2004年02月07日(土) 
040207assisi.jpg 210×280 15K東京から観光で来た八木氏と3人で"ASSISI"へ。中世の街並みをそのまま残し、細い石畳の路地は起伏に富んでいる。高台にあり城壁に囲まれた小さな町は静かで風に吹かれているだけで気持ちいい。
と清々しい気持ちになるはずが、あと一駅というところで、駅を間違え途中下車。おりた瞬間に駅名が違うことに気づいたが、時すでに遅し。列車は走り出していた。
苦笑いをしながら列車の窓からこちらを覗く視線に手を振った。誰も降りなかった無人駅。時刻表を確認したらアッシジ行きは1時間後。おとなしく待っていれば良かったのだが、「バスがあるはず。」と駅を背にしてしまった。近くのバールでバスの有無を確認したら、たしかにアッシジ行きはある様子。近くの売店でチケットを買って、バス停で待つこと30分。時刻表には来るはずの時間になってもバスの気配は無く、そうこうしているうちに駅に戻っても列車には間に合わない時間になってしまった。仕方がないから「タクシーで。」と待ってみるが無人駅の他に小さな店が数軒しかない町にタクシーが空車で走ることはなく、いっこうにつかまらない。途方に暮れて近くを通りかかった優しそうな男性に声をかける。電話でタクシーを呼ぼうと試みるがこれもつかまらない。しまいにその男性は車で送ってくれると言いだし、こちらも選択肢がないので言葉に甘えて3人でその男性の車に乗車。鉄道一駅分なので15分ほどの距離を走る車中、その男性は柔道の師範であることが解り、何かの縁と盛り上がる。結果、アッシジ駅からバスに乗る距離もクリアし、より合理的にアッシジに到着したのでした。別れ際にお礼を言って握手をしたが、その男性の名前は忘れてしまった。はじめてのヒッチハイク。
そしてアッシジ観光満喫。

p ひとりワイン2004年02月06日(金) 
040206prppoli-solo.jpg 210×210 13K飲むお酒は、ビールかワイン。
昨年、函館の飲食店に設置したネオン作品2点の内1点が不灯になった。
要対応。

p ゴミ箱2004年02月04日(水) 
040204gomibako.jpg 176×280 15Kローマの街路には至る所にゴミ箱が設置され、ちょっと鼻をかんで使ったティッシュをどうしようかと思って周囲を見渡すと、見える範囲に必ず捨てられる場所がある。
ゴミ箱のデザインは大きく2種類。ひとつは観光地に多く見られる古風なデザインで鋳物製の重厚なタイプ。あとは樹脂製の鉛筆型のタイプ。たまにゴミがあふれているモノもあるが、頻繁にゴミ回収する様子で結構清潔に保たれている。なぜか東京では問題のゴミ箱をあさるカラスは見たことがない。システムが良いのか?カラスが違うのか?



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