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Via Appia Antica | 2003年12月14日(日) |
曇り。 冷え込むが、まだ気温は10度を下回らない。 午後、「カラカラ浴場跡」から「アッピア街道」へ徒歩で移動。 古代ローマの表門として作られた「Porta S.Sebastiano」と城壁は、なかなか趣あり。 「Appia街道」ではローマ最古の「石畳」を見るが、市内でもよく見る「路面」と同じ表情に無感動。 そして、市街地とは全く違う郊外の風景に、訪れたひとは哀愁を感じたり・・・するのか? 「東海道五十三次」巡りみたいな・・。 なんだか、全てが遺跡で、価値感覚が麻痺。 まだまだ、解っていないから。 |
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TV | 2003年12月13日(土) |
アパートに小さなテレビを置いている。 朝のニュースと天気予報は欠かさず見る。 聞き取れないことの方が多いが、情報は映像と一緒なので、不足分はインターネットで調べて得る。 そして、夜は時々バラエティー番組を見る。 番組を問わず、絶対と言っていいほど露出の多い女性達が出てきて華を添える。 なくてはならないコトのようで、唐突に出てきて踊ったり歌ったり。 特にイヤミでもないし、実際キレイだったりして。 平和な感じで良いのかなー。 国民性。 |
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Piazza Venezia | 2003年12月11日(木) |
翌月曜はSciopero(交通ストライキ)で市内の鉄道、地下鉄、バス、が24時間止まる予定。 ということで、先週に引き続き学校は3連休。 金曜の夜、終わりに外で食事やお酒を楽しむのは、どこの国でも同じ。 我々の外食はほとんどがピザやパスタで、少し気分を変えて中華が定番。 で、さすがに飽きが来ている。 時々、自宅でつくる和食はイタリアの食生活でかなり重要な位置を占める。 今夜は・・・で・・。 ラーメンとカレーが食べたい。 |
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Trestevere | 2003年12月11日(木) |
入居出来なかった物件への興味が振り切れず、アパートの外観だけでも・・。 と、現地を確認。 たしかに、静かな環境と石畳の小道、そこに小ぶりな店が並ぶ風景は魅力がある。 この付近では観光名所とは違うローマの風情を見ることが出来る。 人気を裏付ける空気をなんとなく感じる。 それほど次のアパートから遠くはないので、Cavurで納得。 |
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Cavur | 2003年12月10日(水) |
次のアパート決定。 先週、見た物件に犬の同居が認められた。 人気のエリア(Trastevere)の別物件を当たっていたが、オーナー側の希望期間に合わず断念。 他にもバチカン付近の物件も紹介されるが、金額的に負担が大きくなるのでこれも断念。 結局、始めに見た部屋に入ることに・・。 この先、問題が無ければこの物件に4ヶ月。 |
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...futuro | 2003年12月09日(火) |
伊語学習は受験勉強のような勢いで進み・・・。 退化した脳ミソにムチを打つ。 今週の"Grammatica"は"futuro"(未来)。 動詞の変換が怒濤のように押し寄せ、明らかに頭の回転が追いつかない。 普段からマイペースで仕事をしてきた習慣も手伝って、情報を消化出来ないうちに周囲は次ぎの項目へ。 決めたことは切りのいいところまで、と学校には休まず通うが、明らかに落ちこぼれ。 しかし、ここであきらめないのがオジサンの図々しさ。 迷惑かけつつ、やっぱりマイペースで。 pian piano... |
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祝日(処女懐妊の日) | 2003年12月08日(月) |
3連休、街はクリスマス仕様。 我々は昼から"Pazza Navona" の "Enoteca" でワイン。 ソムリエである遠藤氏のご主人に選んでもらったモノは安心。 イタリアワインは本当に種類が豊富で、飲食店でワインを注文するときの苦労は毎度。 未だに何が旨いか自分で判断が出来ない状態で、まずは「バカのひとつ覚え」から始めようと思う今日この頃。 味の違いは分かるつもりでも・・。 逆に「不味い」と感じたことは無いので、何でも良い気も・・。 |
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オスティア海岸 | 2003年12月07日(日) |
ローマ中心街区から約30kmほど、メトロから鉄道に乗り継ぎ、オスティア海岸まで。 ヨット乗りの50歳代の夫婦はオーストラリアから7年かけて海を渡り、ローマ港に滞在中。 語学学校で知り合った2人の家"CHRISTINE ANNE"号を訪ねる。 オーストラリアで5年かけて自作したヨットは30フィートの綺麗な船体で、2人で生活するのに充分な設備が整っている。 電力供給のためのソーラーシステムやGPS、デッキにはバーベキューグリルまで設置してある。片づければゲスト用にの寝室も用意出来るそうだ。 本日、午後の海は雨まじりの曇天。 しかしヨットの上は快適そのもの。雨も風も防いでデッキでバーベキュー。 お互い、つたないイタリア語での会話を楽しみ、足りないところは英語でフォロー。 同じ港には世界各国から航海中のヨットが数多く停泊し、船上生活を楽しんでいる。 暖かいキャビンで気が早いクリスマスケーキ。 2人の旅はまだまだ先があるそうだ。 大らかな Russell & Christine 文化の違いを感じた一日。 |
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Natale | 2003年12月06日(土) |
週末三連休、Piazza Navona はクリスマスシーズンを迎え、屋台や出店で楽しむ人々で賑わう。 広場の中央にはメリーゴーランド、景品を掲げた射撃などのアナログゲーム、キャンディー売りの屋台・・・。 再来週にクリスマスを控えた街は華やかさを増している。 日本と違ってクリスマス当日の街は、静かになるそうだ。 以前、ニューヨークで過ごした年末も聖夜の街は本当に静かだった。 クリスチャンではない我々は少々の疎外感を感じながら街を静観することになるだろう。 暖かい夜が過ごせれば、それで良し。
ついでに、ロートレック展。 |
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アパート下見 | 2003年12月05日(金) |
Cavour駅近くにある部屋を内覧。 今月中旬に空く予定で、現在2人居住中。 今より少々狭いが、場所と雰囲気は問題なし。 古い建物に手を入れて快適な空間を作る暮らし方には、東京では味わえない良さがある。 市街地に新築の建物を見ることは無く、そのほとんどが石や煉瓦造りの古く重厚な表情を持つ。 部屋からの眺めも良いので、気持ちは固まる。 が、犬の話を出すと家主は顔色を曇らせる。 他世帯の同意が要るので、少々面倒がかかる様子。 入居の意志を伝えた上、犬の許可を頼んで今日はここまで。 断られる可能性が高いので、次の物件を当たる。 少々の不便は楽しむつもりで、来週中になんとか決めたい。 ・・・? 写真は"FIAT500"。東京でもたまに見かけるが、ローマではまだまだ現役。普通にオバサンが乗り回す。 |
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