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Porta Portese | 2003年11月16日(日) |
日曜の蚤の市。 東京で例えれば、暮れの「アメ横」のような混雑ぶり。 そしてまた、その距離が途方もなく長く、雑踏の中をひたすら歩くが、終わりが見えず、途中で挫折。一度、「半田ごて」を買いかけるが値段が折り合わず、その上、コミュニケーションがとれなくなり、破談。結局、買った物は電話ジャックの「分岐コネクタ」1つ、3.60ユーロ。目的のモノがあれば、このがらくたの中から使えるモノを探し出す行為も楽しめそうなので、今回は下見ということで・・。 |
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Piazza Venezia | 2003年11月15日(土) |
ナシリアのテロ以来、ローマは追悼ムード。 ベネチア広場には無数の花が捧げられ、TVニュースは負傷者の帰国を重々しく報道した。 幸い、我々の生活に影響はないが、行動には節度を持って・・。 「shade」の「トリセツ」を制作。・・中。 |
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Sant'Angela Merici 30 | 2003年11月14日(金) |
滞在中のアパートはボローニャ広場から徒歩15分。 4階の部屋から。 12月中旬に引っ越しを考えているのだが・・・ 次の部屋は未だ見つかっていない。 |
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紀元前7世紀グランド | 2003年11月13日(木) |
「CIRCO MASSIMO」へ。 快晴、冷たい空気。 映画「ベンハー」の世界・・・はどこにも見あたらない草原。 ここで、豆蔵を解放。 日本古来の犬種、ローマ最古の競技場を走る。 おそらく、生まれて初めての長距離全力疾走。 「COLOSSEO」「FORO ROMANO」あたりを散策し、遅めの昼食。 気持ちいい一日。 豆蔵、初めての地下鉄乗車。 無事クリア。 宿題がたまっています。 |
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KAMIKAZE | 2003年11月12日(水) |
イラク、ナシリアでイタリア軍警察施設が自爆テロに遭った。 報道では17人のイタリア人他、多くの犠牲者が出た様子で、未だ生き埋めになった人々は発見されていない。他国の被害だからといって、ひとごととしてとらえられない状況だ。東京にいると理由もなく安全が当たり前のように感じるが、今は情報収集も思うように出来ない状況で、少々心細い。日本では自衛隊が派遣されること自体が議論されていたが、派遣後の事件だったら日本でも大騒ぎになるだろう。いったい、これからどういう対応をするのだろうか。 テレビ番組では特番が組まれ、意見をぶつけあう各専門家が映し出される。もちろん会話の全容は解らないが、映像と文字情報とを合わせておおまかな内容は把握できる。 番組の中で「KAMIKAZE」という聞き覚えのある言葉が耳についた。 伊日辞典で調べたら、その意味は「神風特攻隊」の他「命知らずのテロリスト」とあった。その報道番組では、この「KAMIKAZE」という言葉を多く聞いた。 イタリアでこの単語の解釈が「自爆テロ」の代名詞になっている事実に、本題とは違う部分で複雑な気持ちになった。 今、ローマでは「PEACE」の文字が入った旗を自宅のバルコニーに掲げる家庭が所々に見える。それは、イタリア全土の「反戦運動」のシンボル。今回の事件で、またこの旗の数が増えていくだろう。 |
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公園デビュー | 2003年11月11日(火) |
先週の散歩中、近所に発見した手頃な公園。 犬の連れ込みは問題ないのだが、"ノーリード"禁止。 しかし、周辺に鉄柵があり、比較的人も少ない場所のせいか、ここに来る大半の犬は"ノーリード"。 "ドッグラン"状態。 前回は、野放しにされた犬達に囲まれ挨拶までしたのに、そこまででオアズケ。 今日は思い切ってリードを外した。以外に安定。 犬同士、走り回ってストレス発散。 禁止なんだけど・・・ 癖になりそう。 |
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温水循環ヒーター | 2003年11月09日(日) |
晴天が続く。 秋は深まり、街路には落ち葉が積もる。気温は下がり、朝夕には肌寒さを感じ、日中は日向を選んで歩いている。 "ZATOICHI"のポスターが張り出された。日本でもベネチア映画祭の評価は話題になっていたが、おそらくイタリアではそれ以上に"Takeshi KITANO"の評価は高く、なんだかスゴイことになっている。今週14日から公開。伊語字幕で邦画鑑賞。それだけで楽しみ。 今日、アパートのヒーターに熱が入った。 一般的に室内の暖房は建物ごとに熱水を循環させるスチームヒーターで行われている。ボイラーに火を入れるタイミングは個々の建物で日程や気温の取り決めがあり、それぞれ時期が違うらしい。固有の暖房手段を持たない我々は、ローマに着いてから夜には室内でも寒さを感じつつ過ごしていたので、これはうれしい出来事。小さなしあわせ。 |
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Metro linea A | 2003年11月08日(土) |
夕方、スペイン広場へ。 ここにタムロ(?)する人は相当の数で、日本では初詣の明治神宮か渋谷ハチ公前が信号待ちをする人で混み合った時のよう。平日の昼間でも同じような印象を受けたから、常に人は多い様子。目抜き通りには一流ブランドショップが軒を並べ、買い物客で賑わっている。最高裁判所前のウンベルト橋からサンピエトロ聖堂を眺め、ナボナ広場まで歩く。細い路地を徘徊し、探し当てた「店」で食事。再びスペイン広場までのエリアを徘徊。 地下鉄A線は落書きだらけの車両で、不潔な印象。今はニューヨークの地下鉄の方がキレイかも。そろそろ、犬連れに挑戦・・か?。 |
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ローマの都会 | 2003年11月06日(木) |
今回、青木がローマに来ることになったきっかけは2年前、撮影でお世話になった"M&M"というコーディネート会社との関係が大きい。"M&M"の代表、大貫氏は30年もローマに暮らす女性コーディネーター。数人のスタッフをかかえ、日本の様々なメディアにイタリアの情報を提供している。 すでにローマに着いた翌日にお会いしていたが、改めてオフィス見学。地下鉄2駅の場所にある"CastroPretorio"は、我々が滞在している"bologna"付近とはずいぶん雰囲気が違って、官庁街のたたずまい。訪れたオフィスはスッキリ、広々していて、やはり日本の"ジムショ"とは違うイメージ。古い建物を改装しているので、変に無機質な冷たさがないところが良い。そのまま近所の"ワインバー"で昼食。ここでは普通に昼からワイン。なんだか日本と違う「ゆとり」を感じ、ほろ酔い気分で中央駅まで歩く。 世界の観光地ローマ、現実と生活がここにもあることを感じる。 *目撃。散歩中、犬のウンチを片づける人。 |
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晴天、散歩。 | 2003年11月05日(水) |
午後、歩いて15分程の距離にある"Villa Torlonia"という旧邸跡の公園へ。 夕日は暖かく、豆蔵も上機嫌。 日本では、どうしてもすれ違う犬にじゃれついてしまう豆蔵に手を焼いていたが、なぜかローマに来て他の動物に気をとられることがなくなり、とても扱いやすくなった。BARにも挑戦、軽い食事ならおとなしく足元で待つ。順調・・? 東京での散歩は糞の始末が徹底されていて、ほとんど道で犬の糞をみることはないが、逆にローマではほとんど糞の始末をする人はいないそうで、歩道の至る所にボトボト落ちている。当然、中には踏まれて路面になすりつけられたモノもあり・・。日本に比べ大型の犬が多く、特大のブツも。 そんな環境でも、自分の後始末はきちんとしますヨ。 |
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